一方で、SANとNASではデータの転送方式が異なり、ブロック転送(Command Descriptor Block)を行うSANか、IP転送(TCP IP)を行うNASかでは、転送における通信の効率に決定的な差があり、複数の端末からの安定した高速なアクセスにおいては、SANの方が理論上圧倒的に優位であることから、映像制作系でのハイエンド共有ストレージとしては広くSANが用いられている。
アスクDCC取扱いSANストレージ
【Rorke Data:Galaxy® Aurora, HyperDrive™】
SANでありながらメタデータコントローラーを内蔵しているほか、FCインターフェースを備えることができないノートPC等からのアクセスも可能なNASの機能も備えており、SANとしての性能と、NASとしての利便性、NASに迫るコストパフォーマンスが特徴。