AJA 社、12G-SDI 入出力を搭載した Corvid 44 12G の出荷開始を IBC 2019 にて発表

オランダ、アムステルダム IBC カンファレンス (ブース 7.C25) (2019 年 9 月 13 日) ─ AJA Video Systems 社は本日、Corvid 44 12G の出荷開始を発表しました。Corvid 44 12G は、12G-SDI 入出力を備えた 8 レーン PCIe 3.0 ビデオ & オーディオ I/O プラットフォームです。

Corvid 44 12G には、10 種の異なるモデルがあります。各モデルは、アクティブまたはパッシブでのヒートシンクに対応しているため、開発者向けにフォームファクターの柔軟性を高められます。Corvid 44 12G モデルには高密度 HD-BNC コネクターが備わっており、ロープロファイルまたはフルハイトのフォームファクターで利用できます。Corvid 44 12G BNC モデルは、フルサイズの BNC コネクターが搭載されています。全ての Corvid 44 12G カードは、8K / UltraHD2 / 4K / UltraHD のハイフレームレート (HFR) 、Deep Color、HDR ワークフローに対応しており、さらに 4K フォーマットの複数ストリーム入出力も行えます。

AJA Video Systems 社の社長、Nick Rashby 氏は以下のように述べています。

「さらに高品質なコンテンツに対するユーザーの購買意欲の高まりにより、多くのプロフェッショナルの現場では 4K および 8K でのコンテンツ提供に駆り立てられています。Corvid 44 12G は最高のタイミングで市場に送り出せました。開発者はそのパワフルな I/O テクノロジーを使用して、高解像度で深みのあるカラーコンテンツの制作と提供を合理化するソリューションを構築できます。」

AJA が提供する国際的レベルの SDK を使えば、すべての Corvid 44 12G モデルを強化できます。SDK により企業は、イメージング、ポストプロダクション、放送局、バーチャルプロダクションのニーズに合わせ、macOS、Windows、Linux にまたがる高性能なアプリケーション開発が可能となります。

Corvid 44 12G の主な機能

• 8K、UltraHD2、4K、UltraHD、2K、HD、SD に対応した 12G-SDI 入出力、YUV 10-bit 4:2:2 で最大 8K 60p の HFR に対応、RGB 12-bit 4:4:4 で最大 8K 30p に対応
• 双方向 12G-SDI ポート × 4、リファレンス入力 × 1
• 12G-SDI × 1 ポートにつき、16 チャンネルの SDI エンベデッドオーディオ対応
• ハードウェア 10-bit ダウンストリームキーヤー、最大 4K 解像度に対応
• 8 レーン PCIe 3.0 プラットフォーム
• AJA SDK 互換、マルチチャンネル 4K 入出力を含む高度な機能を提供
• AJA SDK v15.2 以降のバージョンをすぐに利用可能
• 3 年間の製品保証

Corvid 44 12G モデルの特長

• 堅牢な HD-BNC またはフルサイズの BNC 接続
• ワークステーションまたはサーバーでの運用に適したロープロファイル設計 (HD-BNC モデル)
• アクティブ または パッシブヒートシンク対応
• PCIe ブラケットまたはカード上のヘッダー経由で RS-422 シリアル制御
• PCIe ブラケットに備わった BNC、またはカードのヘッダー経由でリファレンス / LTC 入力

AJA SDK

AJA の SDK (ソフトウェア開発キット) は、今日の科学、医学、セキュリティ、宇宙、軍事、ポストプロダクション、放送、バーチャルプロダクション、プロジェクションマッピング、eSports など、様々な市場に対応する最も強力なイメージベース製品をもたらします。AJA SDK は、Windows、macOS、Linux で承認された開発者であれば利用可能で、AJA の定評ある優れたサポートも提供します。