マルチフォーマットのコンテンツ制作と配信を最適化する新しいツールとアップデート
オランダ アムステルダム、IBC カンファレンス ブース No. 7.C25 (2018 年 9 月 14 日) ─ AJA 社は IBC 2018 において、マルチフォーマットのコンテンツ制作と配信を最適化する新しいツールとアップデートを発表しました。これにより最新の 12G-SDI および HDMI 2.0 テクノロジー、新しく登場した IP 規格および HDR 規格やフォーマットについても、プロフェッショナル環境で活用することが可能になります。
12G-SDI 対応の I/O カード KONA 5 から、SMPTE ST 2110 対応のレシーバー IPR-10G2-HDMI および IPR-10G2-SDI、HDR Image Analyzer まで、AJA の最新製品は、プロダクション、ポストプロダクション、放送、ストリーミングそして A/V プロフェッショナルからのあらゆる要望に応えます。
また同社の KONA や Io シリーズ、T-TAP を含んだ I/O 製品、旗艦コンバーター FS-HDR、デジタルレコーダー & プレイヤー Ki Pro Ultra Plus、そして H.264 ストリーミング / レコーディングデバイス HELO についても、今回アップデートを発表しました。
12G-SDI 対応の I/O カード KONA 5
業界で高い評価を得ている AJA KONA シリーズの次世代製品である KONA 5 は、ワークステーションまたは Thunderbolt™ 3 接続のシャーシ向けの、12G-SDI 入力 / 出力、および HDMI 2.0 でのモニタリング / 出力に対応した、8 レーン PCIe 3.0 ビデオ / オーディオ入出力カードです。KONA 5 では、1 本のケーブルで 4K/UltraHD および HD のハイフレームレート、ディープカラーや HDR ワークフローが可能になります。また開発者向けには、AJA SDK を用いることでマルチチャンネル 12G-SDI 入出力が可能になり、複数の 4K ストリームの入力または出力を行うこともできます。
- 2018 年秋 販売開始予定
- メーカー希望小売価格 422,000円 (税抜)
【プレスリリース】AJA 社、12G-SDI I/O を備えた KONA 5 と Desktop Software v15 を発表
Desktop Software v15
Desktop Software v15 では、ソフトウェア対応製品に KONA 5 が追加され、パッケージに含まれているアプリケーションプラグインとドライバーによって、 Adobe、Apple、Avid、Telestream などの幅広い制作アプリケーションと併せて使用することが可能です。また Desktop Software v15 には、AJA Control Room の新しい機能もいくつか追加されています。例えば、AJA ハードウェアが接続されていない場合でも、スタンドアローン型のプロ仕様のソフトウェアプレイヤーとして使うことが可能になりました。さらに今回のバージョンでは、KONA シリーズ、Io シリーズおよび T-TAP の一部機能改善も含まれています。2018 年秋 より無料でダウンロード可能になる予定です。
【プレスリリース】AJA 社、12G-SDI I/O を備えた KONA 5 と Desktop Software v15 を発表
IP ミニコンバーター新製品
SMPTE ST 2110 準拠のビデオ / オーディオレシーバー IPR-10G2-HDMI および IPR-10G2-SDI は、IP 経由での UltraHD / HD 信号を HDMI、HD 信号を 3G-SDI へと変換することができます。加えて、デュアル 10 GigE SFP+ ケージを備えているため、重要な伝送やモニタリング用途での無瞬断切替のために、冗長化を図ることができます。
- 2018 年秋 販売開始予定
- メーカー希望小売価格 183,000円 (税抜)
またこれに伴い、現行製品 IPR-10G-HDMI の販売価格値下げを発表しました。メーカー希望小売価格は 162,000円 (税込) となります。8 月にリリースされた新しいファームウェア v1.1 により、SMPTE ST 2110 → HDMI 変換ミニコンバーター IPR-10G-HDMI では、UltraHD フォーマットへも対応になりました。 またディスカバリー、レジストレーション、コントロールに関する改善も含まれています。
HDR Image Analyzer
Colorfront 社のソフトウェアを搭載した HDR 分析およびモニタリング装置 HDR Image Analyzer は、放送、OTT、エンターテイメント、 プロダクションおよびポストプロダクション向けの 4K/UltraHD/HD HDR および WCG コンテンツの品質管理 (QC) およびモニタリング用の最新式のツールセットを提供します。
- 2018 年秋 販売開始予定
- メーカー希望小売価格 2,240,000円 (税抜)
FS-HDR ファームウェア v2.6
リアルタイム HDR/WCG コンバーター FS-HDR のファームウェア v2.6 では、カラー変換機能の改善、3D LUT のアップロード対応、そして 8K ワークフロー向けに複数の FS-HDR を一斉に操作可能なギャングオペレーション機能も追加になりました。FS-HDR ファームウェア v2.6 が提供するさらなる柔軟性により、様々な 4K および HD の SDR および HDR フォーマットでの作業時に、一貫した最終的なルックを得ることができます。2018 年秋 より無料でダウンロード可能になる予定です。
Ki Pro Ultra Plus ファームウェア v4.0
Apple ProRes/Avid DNx レコーダー兼プレイヤー Ki Pro Ultra Plus のファームウェア v4.0 では、ファイルネーミング、タイムコードのスーパー出力制御、収録メディアの強制ロールオーバーやオーディオチャンネルのマッピング対応といった、収録時のカスタマイズ機能が改善されました。2018 年秋 より無料でダウンロード可能になる予定です。
【プレスリリース】AJA 社、Ki Pro Ultra Plus のファームウェア v4.0 を IBC 2018 で発表
HELO ファームウェア v3.0
H.264 ストリーミング / レコーディングデバイス HELO の ファームウェア v3.0 では、新たな機能拡張として、最新の Facebook プロトコルへの対応やシステムおよびネットワークセキュリティの改善、さらには HELO の ウェブ UI において言語表示オプションを選択できるようになります。2018 年秋 より無料でダウンロード可能になる予定です。
AJA Video Systems について
1993 年の創業以来、AJA Video Systems 社はプロフェッショナルな放送、ポストプロダクション業界に向けて高品質でコスト効率の高いデジタルビデオ製品を供給する、ビデオインターフェイスや変換ソリューションの大手メーカーです。 AJA 製品の設計・製造はカリフォルニア州グラスバレーにある自社の施設内で行われ、世界中のリセラーやシステム インテグレーターを通じて広範囲なチャネルに販売されています。詳細については、AJA Video Systems 社のウェブサイトをご覧ください。
- ウェブサイト : www.aja.com
- ウェブサイト [日本語] : www.aja-jp.com
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当資料は、米国時間 2018 年 9 月 14 日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳版です。
米国リリース原文 : https://www.aja.com/news/top-stories/766
本リリースに関する問い合わせ先
AFC (AJA Fulfillment Center / エイジェイエイフルフィルメントセンター)メールアドレス : このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
TEL : 0120-973-562 / FAX : 03-4400-7387
所在地 : 東京都千代田区平河町1-7-20 COI平河町ビル 2F
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