米国報道発表資料抄訳 - 2016 年 2 月 16 日
キャプション挿入とサブタイトルオプションの新機能、OTT ディストリビューション能力の拡張、インジェスト中の並列処理を実行する改良されたワークフロー
カリフォルニア州 ネバダシティ (2016 年 2 月 10 日) ─ NAB 2016 ブース SL 4525 にて、Telestream は Vantage メディアプラットフォームのための重大な新機能を発表します。Vantage はエンタープライズクラスのトランスコーディングとワークフローオートメーションを行うソフトウェアです。コンテンツ所有者、プロデューサー、配信業者にとって有用で、短時間で簡単かつ効率的な、メディアのインジェスト、エディット、変換、パッケージ化、高付加価値化、配信を可能にします。Vantage プラットフォームは柔軟性の高いサービス指向型アーキテクチャに基いているため、個々のサービスとコネクターを組み合わせることで、単一の統合されたシステム内で、強力な自動化ワークフローを構築できます。
Telestream ブースでは Vantage 向けの改良されたワークフローをご覧いただけます。そのワークフローでは Vantage のファイルベースに基づいたワークフローエンジンを使用して、高速で効率的な意思決定やデータの処理を可能にします。ファイルのインジェストが完了するのを待たず、即座にアウトプットの生成が始まります。インジェストされたファイルは、並列動作する強力な分析とロジックにより最短時間で連続的に出力されます。
マルチスクリーン OTT (オーバーザトップ) ワークフロー向けに、Vantage Transcode は新しい方法を披露します。インテリジェントに構成された ABR (アダプティブ・ビットレート) パッケージにより、マルチスクリーン配信アプリケーションに求められ、かつ負担となっている送信バンド幅を劇的に改善します。この先進的な機能は、付加価値の高い視聴体験を維持したまま、現実社会でバンド幅を 25〜40% 減少させます。
Telestream エンタープライズ製品管理部門 バイスプレジデント Paul Turner 氏は以下のように語っています。
「マルチスクリーンメディア配信の世界では、コンテンツ配信ネットワーク (CDN) にかかるコストは放送局にとって重大な問題になっています。かつて、配信にかかるコストは視聴者数にかかわらず固定されていましたが、CDN 経由での配信の場合には状況が異なります。放送局のコスト基準は「ビット数あたり、視聴者数あたり」に変わります。つまり、マルチスクリーンの視聴者がより多くなれば、配信のコストもより大きくなるということです。従って、より小さいビットレートで、より高品質なイメージを作成する製品の能力は大きな課題であると言えます。」
NAB 2016 に向けて、Telestream はクローズドキャプション技術を Vantage ワークフローに統合します。ディスプレイ上でサブタイトルとキャプションの付与を行う新機能で、サブタイトルとキャプションデータの読み書きや調整を行うユニークなインターフェイスが Vantage にシームレスに統合されます。
また、Post Producer 経由でフレームレートの変更もしくは編集が行われる際に自動的にキャプションがリタイミングされる機能も備えています。この新しい機能は、既存の Vantage ワークフローに混乱をもたらすことなくキャプションの付与を実現できる、まさに Vantage ユーザーが求めていた機能です。キャプションやサブタイトルの付与機能が業界標準のメディアプロセッシングプラットフォームに取り込まれるため、Vantage のすべての恩恵を得られるソリューションになります。Vantage メディアプロセッシングプラットフォームに組み込まれたこの新機能は Vantage Cloud サブスクリプションを組み合わせることで、クラウド上でも同様に使用することが可能です。
Vantage の新機能について詳しくは、こちらのページでご確認いただけます。
NAB 2016 では最新の Wirecast も展示する予定です。Wirecast は Telestream 製の定評のあるライブストリーミングソフトウェアです。Wirecast は業界唯一のクラスプラットフォーム型オールインワンライブストリーミングプロダクションソフトウェアです。キャプチャ、ライブプロダクション、ライブストリームのエンコーディング機能を備え、複数のサーバーやプラットフォームへの同時配信が行えます。
強力なプロダクション機能、能率的なワークフロー、拡張されたコンテンツソースのオプションにより新しくなった Wirecast は、ソフトウェアアプリケーションの柔軟性と手頃な価格により、ますます高価になっているハードウェアに対するソリューションとなります。
Verizon Digital Media Services、YouTube、Microsoft Azure、Ustream 他、対応する配信先を Wirecast は拡大してきました。ライブ配信、ニュース、オンラインゲーム、スポーツイベント、コンサート、宗教活動、社内ミーティング、勉強会など、Wirecast はプロ並みの見た目の番組をわずか数回マウスをクリックするだけで気軽に作成できます。
Telestream の Wirecast Go は iPhone をライブ放送スタジオに変身させるモバイルライブストリーミングアプリケーションです。NAB 2016 では Wirecast Go のデモンストレーションも予定しています。
Wirecast Go は Apple の App store からダウンロード可能です。ニュース速報やライブイベントを放送したいと考える、アマチュアやプロフェッショナルの iPhone ユーザーにとって、理想的なアプリケーションです。
Wirecast Go は業務向けの機能を簡単に扱え、複数の配信先に送信できる強力なライブビデオストリーミング能力を兼ね備えています。放送のブランド化、多種多様な画像の追加、ショットの編集も直感的に行えます。
NAB 2016 に参加するゲーマーは、Telestream の新しいゲームキャスティングソフトウェアである Gameshow にも興味を抱くでしょう。Gameshow はゲームキャスターが番組を作る際、プロフェッショナル品質に仕上げるのに手助けになるよう設計されています。
美しいグラフィックスのテンプレート、ダイナミックな編集、ライブスイッチング、クロマキー技術が備わっている Gameshow によって、ブロードキャスターはプロフェッショナルな番組を簡単に製作できます。数回クリックするだけで、ゲームテンプレートの選択や編集、グラフィックスの挿入、ウィジェットの追加、Twitch もしくは YouTube へのストリーミングの開始が行えます。
※ トレードマーク付きの会社名や製品名は各社の登録商標または商標です。
Telestreamについて
Telestream は、世界規模のライブやオンデマンドでのデジタルビデオに関わるツールとワークフローソリューションを提供します。 Telestream 製品は、個人や企業が、デスクトップからエンタープライズまで、制作、配信、視聴方法に関わらず、映像をあらゆる視聴者へ容易に提供 することを可能にします。そして、メディア及びエンターテイメントの分野で活躍している世界中の企業の多くが、業務の合理化や収益の増進を図るために Telestream 製品を活用し、オンラインやモバイル配信向けのビデオ制作のワークフローを簡単にするために、ますます多くのプロビデオ関係者がTelestream に注目しています。Telestream 製品は、映像の取込みから配信まで幅広いラインナップを取りそろえています。エンタープライズクラスの製品には、ビデオキャプチャデバイス、ビデオトランスコード、ワークフローを自動化するサーバーソフトウェアがあり、デスクトップ向け製品に は、エンコーディング、ライブウェブキャスティング、スクリーンキャスティングおよびコンポーネントソフトウェアがあります。 Telestream は、様々なデジタルメディア系のリーディングカンパニーと提携し、デスクトップからエンタープライズまで幅広いビジネス環境において、あらゆるデジタルメディアの価値を向上するための製品とソリューションを提供しています。本社はカリフォルニア州ネバダシティに所在しています。
- ウェブサイト : http://www.telestream.net
- ウェブサイト [日本語] : http://www.ask-media.jp/telestream.html
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