〜ビデオキャプチャ、トランスコード、メタデータ、アナライズ、およびグラフィックスアセンブリに変革をもたらします
ラスベガス NAB SHOW、2010年4月11日ーデジタルメディアツールとワークフローソリューションのリーディングプロバイダーであるTelestream社は、新製品「Vantage」を発表しました。Vantageは業界で初めて、大量のデジタルビデオ処理を一つの管理されたワークフローに統合する、エンタープライズ向けのソフトウェアソリューションです。Vantageは、大量のビデオを処理する必要のあるメディアやエンターテインメント企業や組織に向けて開発され、多様なビデオワークフローを自在にデザインし、自動化することが可能です。また、Vantageのモジュール設計は、企業がITワークフローへ移行することサポートし、ビデオの最適化作業をシンプルにし、マルチプラットフォームビジネスへの参入や、それを新たな収入源とすることを容易にします。
Telestream製品の英国におけるレップであり、BBCやITV、Thomson Reuters、Aqiva、Red Bee、BSkyB、Discovery Communications、The Travel ChannelおよびPerformなどを顧客に持つ、Boxer Systems社の技術責任者Marc Risbyは次のように述べました。
「Vantageは、独創的な方法で私たちの顧客が抱える困難なワークフローを自動化し、マニュアルで行う多くの作業を軽減するポテンシャルを持っています。メディア会社であれば大小を問わず、スタンドアロントランスコード製品というだけでなく、より洗練されたワークフローの作成や自動化の恩恵をも受けることができるのです。」
Vantageには、Vantage Workflow、Vantage Analysis、Vantage Transcodeという3つのソリューションがあり、先進的なプラットフォーム上で、ビデオキャプチャ、トランスコード、アナライズ、品質管理、メタデータ処理、グラフィックアッセンブリおよびビデオファイル管理といった作業を可能にします。今までのワークフローが、それぞれのステップで別々のソリューションを採用していたのに対して、Vantageは統合されたフレームワークによって、それぞれのコンポーネントに、より深く強固なインテグレーションを提供します。これによって、従来は自動化することができなかった、完全にシームレスなワークフローの創造を可能にします。
Frost & Sullivan Digital Media部門のグローバルディレクター Mukul Krishnaは次のように述べています。
「ITビデオワークフローは、あらゆる分野に普及し、より突出した存在となっています。重要なポイントは、ただ単に反射的なだけでなく、より先進的な自動化処理によって、ワークフローのサイクルタイムを短縮する事です。Telestream社は、Vantageによって、トランスコードの境界が単なるニッチなものからワークフロー全体を担うものに変わると考えています。そして、ビデオやオーディオ解析などの別々のコンポーネントをうまく統合することによって、ダイナミックに変化するデジタルビデオ環境においてユーザが有利に立ち向かうことができる、広範囲なワークフローのソリューションを提供することに成功しました。」
【Vantage Workflowについて】
Vantageのビデオワークフローデザインは、メディアやメタデータ、それらの分析や処理のフローを、ファイルフォーマットやビデオシステムとは完全に独立させて構築することができます。柔軟なプロセス設計と直感的なグラフィカルユーザーインターフェイスは、自動化とワークフローの様々な管理や設計を簡素化します。そして、これらのユニークな機能は、高価なソフトウェアエンジニアリングやコンサルタントなしに、完全に自動化された自己適応型のビデオワークフローを構築することができます。
Vantageはダイレクトに既存のビデオシステム、ウェブサービスに統合され、すべての主要なビデオファイル形式をサポートします。これによって、今日におけるビデオ処理を既存の環境の範囲内でビデオワークフローとして自動化し、より簡単かつ高いコスト効率でITベースのインフラへの運用上の移行を可能にします。
Telestream社のCEO、Dan Castleは次のように述べています。
「私たちの製品、FlipFactoryが業界をリードしたこの10年に続き、Vanageはワークフローの自動化を次のレベルに引き上げます。Vantageは、必要に応じてインテリジェントなワークフローを柔軟でスケーラブルな新たなフレームワークに基づいて構築し、簡単に導入することができます。何百もの一般的なワークフローや、何千を超えるより大きく、より複雑なワークフローですら自動化することが可能です。Vantageは、FlipFactory同様に、ユーザのコスト削減と運用効率の改善を実現し、今日のマルチチャンネル化による収益の機会を活用することを可能にする製品です」
【Vantage Transcodeについて】
Vantage Transcodeは、すべてのビデオとオーディオフォーマット間でのトランスコーディングを自動化する、業界でもっとも強力で手頃なエンタープライズ向けのサーバートランスコーダーです。ワークフローの一部としてのトランスコーディングは、放送、ケーブル、携帯、VODやIPTVなどワークフロー向けに、MXF、VANC、タイムコードやキャプション、マルチチャンネルの音声やメタデータを含んだ状態で、業界でも最も広範なファイルフォーマットサポートを提供します。FlipFactory®テクノロジーを基に設計されたVantage Transcodeは、高速な処理と高い信頼性を誇ります。ワークフローの一部として使用される時、Vantageは適応型の意思決定と自動化されたエンコード設定を取り入れた、「スマート」トランスコードワークフローを自動化することができます。
【Vantage Analysisについて】
Vantage Analysisはワークフローの一部として動作し、コンテンツの品質や特性に対応する適応型のワークフローを構築することを可能にします。すべてのビデオファイルフォーマットとプロパティに対応し、分析結果はトランスコードやレポート、Webサービスに提供されます。これによって、自己修復可能なワークフローを作成可能です。ユーザーは、他のタスクからの入力やプロセスのあらゆるステップで発生するエラーを検出および修正し、クロップやトリミングなどのビデオ処理やレポートを含むワークフローを設計することができます。
テープやライブソースからのキャプチャをワークフローに取り入れる場合、 Telestream Pipeline™を使う事によって、シームレスにVantageと統合することができます。グラフィックアッセンブリは、ブランディングやローカライズ、国や視聴者への最適化と価値の付加を行うためにTelestream GraphicsFactory®を使用してワークフローに取り入れることが可能です。
堅牢で信頼性の高いVantageは、Windows 2003、2008またはXP Proサーバー上で動作します。プロセスは、大容量処理を提供するために一つまたは複数の負荷分散サーバーによって処理されます。クリティカルなワークフローに対しては、Vantageは単一障害点を排除するために、24時間365日連続稼働するサーバーの信頼性、自動フェイルオーバー、優先駆動型処理と分散制御を提供します。
【価格と出荷時期について】
2010年の第二四半期に出荷開始される予定です。日本国内での販売価格や販売チャネルについては、後日発表致します。
【Telestream社について】 http://www.telestream.net/
1998年設立。Telestream製品は、制作、配信、視聴方法に関わらず、映像をあらゆる視聴者にへ容易に提供ることを可能にします。メディア及び エンターテイメントの分野で活躍している世界中の厳格な企業の多くが業務の合理化や収益の増進を図るために Telestream 製品を活用しています。また、オンラインやモバイル配信向けのビデオ制作を簡素化するため、ますます多くのプロビデオ関係者がTelestreamに注目 しています。エンタープライズクラス製品には、ビデオキャプチャデバイス、ビデオトランスコード、ワークフローを自動化するサーバーソフトウェアがあり、 デスクトップソリューションには、エンコーディング、ライブウェブキャスティング、スクリーンキャスティング、コンポーネントソフトウェアがあります。 Telestreamは、幅広い範囲のビジネス環境においてビデオコンテンツの価値を追求することを可能にします。本社はカリフォルニア ネバダ州、そしてビデオエキスパートのチームがフランス、ドイツ、スウェーデン、イギリス、およびアメリカに所在しています。
■本リリースに関する問合せ先
株式会社 アスク
代表者名 代表取締役 武藤 和彦
メールアドレス このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
電話:03-5215-5650/FAX:03-5215-5651
住所:千代田区五番町2番地カサ・ド・タク