米国報道発表資料抄訳 - 2017 年 9 月 14 日
ライブコンテンツクリエイターを強力に支援する、ピア・トゥ・ピアの発言機能、ソーシャルメディア・エンゲージメント機能、iOS アプリケーション、オーディオツールを新たに搭載
カリフォルニア州ネバダシティ (2017 年 8 月 31 日) ─ デジタルメディアツールとワークフローソリューションの先進企業 Telestream® は本日、同社のライブストリーミング & プロダクションソフトウェア Wirecast のバージョン 8 を発表しました。
Wirecast 8 には、Wirecast ランデブー機能、ピア・トゥ・ピアリモート会議機能、インターネットに接続されたあらゆるコンピュータやスマートフォンやタブレットから複数同時リモート配信が行えるマルチサイトプロダクション機能といった強力な新機能が多数搭載されています。
Wirecast には、コンテンツクリエイター向けの直感的で強力なプロダクション能力や GPU アクセラレーションを利用したエンコーディング、効率化されたユーザーインターフェイスを備えています。高品質なライブ放送を作成し、ストリーミング配信を行うことが可能です。コンピュータから Twitter、Facebook Live、YouTube といった数十の人気の配信先にも配信を行えます。
Wirecast 8から加わったランデブー機能は、ビデオ会議システムのような機能です。Wirecast 内でライブビデオフィードやインタビューの配信が行えるようにします。誰でも、スマートフォンやタブレットで、あらゆる場所から、ライブ放送が行なえます。Wirecast Pro のユーザーは、ランデブーを使って複数人に同時にインタビューが行なえます。
そして、Wirecast オペレーターから提供されたリンクをクリックするだけで、ゲストを招待することもできます。遠隔地の参加者を映しているカメラが放送中の画面として選ばれている時、内蔵のタリーライトシステムによって、彼らはそれを知ることができます。ゲストが一度、ランデブーセッションに参加すると、彼らを個別に Wirecast 上でショットとして追加したり、シングルショットに組み合わせたりすることが容易に行なえるようになります。リモートゲストは、ビデオカメラ、マイク、画面をホストと共有することができます。
Telestream 社のシニアプロダクトマネージャー Tom Prehn 氏は次のように述べています。
「ランデブーダッシュボードで、パネルインタビュー、トークショー、ビデオ会議が簡単に行えます。そして、リモートスクリーン共有もわずか数クリックで行えます。」
「サードパーティのビデオ会議プラットフォーム、複雑なオーディオとビデオのルーティング、スクリーンまたはベースバンドのキャプチャを必要としていた、かつての挑戦的で複雑な処理を、Wirecast は僅かな操作で完遂できます。」
ランデブーは Wirecast の無料 iOS 向けカメラ & RTMP ストリーミングアプリケーション Wirecast Go に完全に対応しており、iPhone や iPad からリモート放送や会議が快適に行えます。
Wirecast 8 Pro の新しいオーディオ機能で、放送毎に最大 8 トラックの独立したオーディオをミックス可能です。それらを出力することで、どのような配信先であっても、多言語放送が簡単に実現します。Wirecast は、1 つのソースから最大 16 チャンネルをインジェストできる、マルチチャンネルオーディオキャプチャも行えます。ユーザーは、入力チャンネルのあらゆる組み合わせが含まれる特定のショットを準備することができ、Wirecast 8 の非常に先進的なステレオダウンミックス能力を利用できるので、オーディオ入力ソースのプレミックスを行う必要はありません。
Telestream 社のプロダクト & ライブストリーミング宣伝担当 Andrew Haley 氏は次のように述べています。
「Wirecast 8 は人々がコンテンツを制作する方法を変える可能性を持っています。そして、制限の多いライブストリーミングの枠で新たに出来ることを拡大します。Wirecast 8 は、使いやすさと直感性は維持したまま、今までのどのバージョンよりも高度で専門的な機能を搭載しています。ソーシャルメディアとの統合や交流機能は素晴らしく、依然としてこの市場で群を抜いています。」
無料でバンドルされている NewblueFX Live Titler Express (Wirecast 8 Studio)、NewblueFX Live Titler Present (Wirecast Pro) を使用すると、スクリーン上の Facebook のコメントをライブで表示でき、オンラインの視聴者とのリアルタイムの会話やフィードバックによる交流が可能です。
Live Titler Express と Present は別のコンピュータシステムから遠隔操作も行えます。セカンドオペレーターの手によって、要約したコメントやタイトルを流すことができ、真に専門的な協働ワークフローを実現します。Live Titler Social または Complete へアップグレードいただくと、Twitter と YouTube のコメントの集積と要約もできるようになります。
Wirecast 8 の主要な追加機能
- 大幅なパフォーマンスの改善と再設計された描画エンジンにより、複数のグラフィックス素材の編集、合成、ミックスが簡単にできるようになり、プロ品質のコンテンツをあらゆる配信先に向けて制作、配信が可能
- マルチビューに対応したことで、外部モニタ上で最大 17 本のライブソースを別々に表示可能
- 実際の色に近づけるために、より正確になったカラースペース変換、アルファチャンネルとガンマレベルの改善
- x264 エンコーディングの品質と効率を改善し、システムリソースの利用率を減少し、高品質なストリームを生成
- カウントダウン、ストップウォッチ、世界時計、タイムスタンプとデートスタンプをストリームに追加可能な新しいネイティブクロックとタイマー
- WASAPI、ASIO、業界標準のオーディオインターフェイスに対応し、より専門的なオーディオデバイスや設備と Wirecast との接続が可能に
IP ベースのワークグループや「ケーブルレス」の制作に対応する NDI を経由した IP ベースのワークフローWirecast は NDI を通じて LAN 越しのワークステーションでの制作を可能にするので、複数のオペレーターはそれぞれに割り当てられた、ビデオ、オーディオ、グラフィック、スコアボード、そして、ソーシャルメディアのタスクに専念できます。ひとりのオペレーターで管理する場合に比べ、制作物の価値を大幅に高められます。
トレードマーク付きの会社名や製品名は、それぞれの会社の商標です。
Wirecast について
Wirecast は、クロスプラットフォーム対応の唯一のオールインワン・ライブストリーミング/プロダクションソフトウェアです。複数のサーバとプラットフォームへ同時に配信するためのキャプチャー、ライブプロダクション、ライブストリームのエンコーディングが可能です。
Wirecast は生放送のインターネットショーのストリーミングや録画、ニュース速報やスポーツの放送、ライブ・コンサートやゲームのストリーミング、礼拝、企業のミーティング、レクチャーなどの放送をするのに最適です。
業務向けのプロダクション機能には、ライブスコアボード、3D バーチャルセット、クロマキー対応、高度なオーディオ制御などが含まれます。
Telestream について
Telestream は、世界規模のライブやオンデマンドでのデジタルビデオに関わるツールとワークフローソリューションを提供しています。 Telestream 製品は、個人や企業が、デスクトップからエンタープライズまで、制作、配信、視聴方法に関わらず、映像をあらゆる視聴者へ容易に提供することを可能にします。
そして、メディア及びエンタテインメントの分野で活躍している世界中の企業の多くが、業務の合理化や収益の増進を図るために Telestream 製品を活用し、オンラインやモバイル配信向けのビデオ制作のワークフローを簡単にするために、ますます多くのプロビデオ関係者が Telestream に注目しています。
Telestream 製品は、ビデオキャプチャーとインジェスト、ライブとオンデマンドのエンコーディングとトランスコーディング、キャプションの追加、プレイバックと検査、配信、そしてストリーミングといった、デジタルメディアのライフサイクル全体に関わっています。更には、ワークフロー全体のオートメーションと調整も行います。
Telestream の本社はカリフォルニア州ネバダシティに所在しています。株式非公開会社です。
- ウェブサイト : http://www.telestream.net
- ウェブサイト [日本語] : https://www.ask-media.jp/telestream.html
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