米国報道発表資料抄訳 - 2016 年 5 月 17 日
複数ファイルの比較ウィンドウ、Vimeo、Youtube、Facebook への送信機能、Blackmagic Design デバイスへの対応を追加
カリフォルニア州ネバダシティ、2016 年 5 月 17 日 ─ デジタルメディアツールとワークフローソリューションの先進企業 Telestream® は本日、クロスプラットフォームのメディアプレイヤー兼検査ツールである Switch のバージョン 3.0 を発表しました。この最新版の Switch は、かねてより業界でもっとも手頃な価格の QC の視覚化ツールであり、さらに、複数ファイル比較、Blackmagic Design デバイスからの出力プレビュー、そして、Vimeo、YouTube、Facebook へのワンステップ公開の新機能を備えた、スタンドアローンのメディアプレイヤーとなりました。
Switch 3.0 Pro では、シングルウィンドウに複数のビデオファイルをロードし、フレーム単位で比較を行えます。この機能は特に、複数バージョンの適応ビットレートのファイルを比較する場合や、ソースファイルと出力バージョンを比較する場合に役立ちます。
画面を MXF に収録するソフトウェア ScreenMux の元々の開発者であり副経営者の Björn Adamski 氏は次のように述べています。
「Switch は革新的なビデオプレイヤーであり、検査ツールです。Switch を使用すると、技術的なメタデータ、ビットレート、タイムコード、さらに、われわれが作成した MXF ファイルの GOP 構造まで素早く確認を行えます。Switch は簡単に使用することができるので、開発者や QA チームは素早く確実にファイルの確認を行えます。Switch では GOP 構造が美しいデザインで表示され、すべての関連情報が分かりやすく提示されます。」
バージョン 3.0 となった Switch Plus と Switch Pro は、Switch のユーザーインターフェイス内から、Vimeo、YouTube、Facebook に直接書き出すことが可能になりました。このことで、それぞれのプラットフォームで求められる正しいエンコーディングプロファイルを調べなくとも、要求に見合ったファイルを簡単に書き出すことが可能になります。単に保存先のテンプレートを選択するだけで、それぞれのサービスのログイン情報は最初に入力後保存されたものが自動的に入力され、Switch が書き出したファイルは任意のプラットフォームに直接保存されます。その際にはコンピュータにローカルコピーも保存されます。
Telestream のデスクトップ製品とクラウドビジネス担当バイスプレジデント、Barbara DeHart 氏は次のように述べています。
「最新版の Switch では、メディアプロフェッショナルが彼らの仕事を非常に安定した状態で行えるように、検査と公開の機能をさらに改良しました。Windows 版の QuickTime に関連したセキュリティ上の懸念がある現在、Switch を彼らのワークフローに導入するには絶好の時期でしょう。」
最近、国土安全保障省のコンピュータ緊急対応チーム (US-CERT) は、Trend Micro からセキュリティの脆弱性の報告を受けた PC ユーザーに対し、Apple が開発した Windows 版の QuickTime をアンインストールするよう勧告を行いました ( https://www.us-cert.gov/ncas/alerts/TA16-105A )。Trend Micro の通知では、このソフトウェアのセキュリティホールに対し Apple がパッチを当てることはなくなるため、Windows から完全にアンイストールすることを推奨しています。多用途で強力な Switch は、QuickTime のソフトウェア構造に何ら依存しないため、Windows ユーザーは Windows 上の QuickTime を安全に置き換えられることを期待できます。
放送品質の外部モニターを使用している QC の可視化が重要なワークフロー向けに、Switch Pro は今まで AJA の出力デバイスに対応することで応えてきましたが、3.0 では AJA に加え Blackmagic Design デバイスによる HDMI/SDI 出力にも対応しました。
Blackmagic Design 社長、Dan May 氏は次のように述べています。
「われわれは Blackmagic Design のキャプチャーとプレイバックのソリューションが Switch 3.0 に対応でき嬉しく思っています。今回のことで、あらゆるラップトップコンピュータやワークステーションに接続した高品質の放送用モニターで QC の可視化を行えるようになります。」
Switch 3.0 に追加されたその他の機能
- Switch Pro/Plus で MXF OP1a と OP-Atom コンテナへのエクスポートに対応したことで、MPEG2 ファイルを MXF に簡単にリラップ可能にし、ワークフローの共有と効率化を容易にします。
- プレイバックの改善とファイルのインデックス化の改善により、大きなサイズのビデオファイルを素早くスポットでチェックする事を可能にしました。
プロビデオ向けの放送 - 多くのアプリケーションに対応したファイルの QC と検査
Switch は、ハイアマチュア、高水準の技術編集者、大規模な放送事業主といった幅広いユーザーの要求に正確に応えるため 3 種類のバージョンが用意されています。無料の Switch Player には基本的なプレイヤーと検査機能が搭載されています。49 ドルの Switch Plus はメディアの再生、検査、修正を行うビデオ編集者とポストプロダクション向けです。そして 295ドルの Switch Pro は、メディアの再生、QC、修正、配信のための機能を必要とする業務向けに開発されました。これら 3 つのバージョンは、www.telestream.net/switch/ よりダウンロードいただけます。
トレードマーク付きの会社名や製品名は、それぞれの会社の商標です。
Telestreamについて
Telestream は、世界規模のライブやオンデマンドでのデジタルビデオに関わるツールとワークフローソリューションを提供します。 Telestream 製品は、個人や企業が、デスクトップからエンタープライズまで、制作、配信、視聴方法に関わらず、映像をあらゆる視聴者へ容易に提供 することを可能にします。そして、メディア及びエンターテイメントの分野で活躍している世界中の企業の多くが、業務の合理化や収益の増進を図るために Telestream 製品を活用し、オンラインやモバイル配信向けのビデオ制作のワークフローを簡単にするために、ますます多くのプロビデオ関係者が Telestream に注目しています。Telestream 製品は、映像の取込みから配信まで幅広いラインナップを取りそろえています。エンタープライズクラスの製品には、ビデオキャプチャデバイス、ビデオトランスコード、ワークフローを自動化するサーバーソフトウェアがあり、デスクトップ向け製品に は、エンコーディング、ライブウェブキャスティング、スクリーンキャスティングおよびコンポーネントソフトウェアがあります。 Telestream は、様々なデジタルメディア系のリーディングカンパニーと提携し、デスクトップからエンタープライズまで幅広いビジネス環境において、あらゆるデジタルメディアの価値を向上するための製品とソリューションを提供しています。本社はカリフォルニア州ネバダシティに所在しています。
- ウェブサイト : http://www.telestream.net
- ウェブサイト [日本語] : http://www.ask-media.jp/telestream.html
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