Telestream、Switch 2.0 を発表。放送業界のワークフロー向けビジュアル QC ツールの新たなスタンダードに

カリフォルニア州 ネバダシティ 2015年10月28日 ─ デジタルビデオツールとワークフローソリューションの先進企業 Telestream は、メディア検査ツール兼クロスプラットフォームなプレイヤー Switch のメジャーアップデートを発表しました。

バージョン 2.0 となった Switch は好評だった前バージョンを踏襲して作られています。広範囲の放送業界やポストプロダクションのアプリケーション向けに、効果的なビジュアル QC ツールを手頃な価格で提供します。

生まれ変わった Switch 2.0 の Timeline 機能により、ビデオセグメントの GOP 構造を可視化し、I, P, B フレームに着目することができます。この新機能により、ビデオに関するデータレート情報を見ることもできます。

Switch が登場する以前は、放送業界はこれらの情報を見渡したり、ビデオを最高の品質で圧縮するよう設定したりするために高価なツールを購入していました。

デスクトップビジネス バイスプレジデント Barbara DeHart 氏は以下の様に述べています。

「12ヶ月前、Switch は詳細な検査、エクスポート、配信を行える、業界唯一のオールインワンマルチプラットフォームメディアプレイヤーとして産声を上げました。お客様からのフィードバックに応え、今回、私たちはいくつもの先進的な機能を開発しました。これらの機能の追加で Switch を費用対効果の高い QC ツールにできました。放送業界やポストプロダクション会社が何年も使用してきた多くのプレイヤー、検査ツール、分析ツール、そしてコンバーターツールを置き換える製品です。」

Switch 2.0 には、QC の工程をより早く、より直感的に行えるようにする、いくつもの機能が搭載されています。

例を挙げると、"Jump To" という新機能により、ビデオ内の特定のタイムコード、フレームや時間へ移動が可能になりました。システムパフォーマンスが改善された結果、MXF ファイルのインデックス化が非常に高速になりました。また、今回のリリースには Windows Media ファイルの読み込み機能も含まれています。

すべての機能を備えた Pro バージョンの価格は、1 ユーザあたり 295 ドルです。Switch 2.0 は放送やポストプロダクション環境向けの手頃で堅実なビジュアル QC ソリューションです。

プロ品質のビデオを放送 - 様々なアプリケーション向けのファイル QC と 検査

Switch には、ハイアマチュアから高いレベルのオンラインエディター、そして主要なテレビ局のオペレーターまで、対象に合わせた 3 つのバージョンがあります。3 つのバージョンはすべて、 www.telestream.net/switch/ からダウンロード可能です。

• Switch Player (無料) : 基本的なプレイヤーと検査機能を備えています。
• Switch Plus (49 ドル) : ビデオエディター業界やポストプロダクション業界を対象としており、メディアの再生、検査、修正機能が含まれます。
• Switch Pro (295 ドル) : メディアの再生、QC、修正、配信機能を必要とする専門家向けに開発されています。

商標および商標名は各々の所有者に属します。