米国報道発表資料抄訳 - 2015年5月28日
GB Labs社は、CatDVとGB LabsのLTOシステムにおける包括的なインテグレーションをおこなった事を発表しました。QLS Distributionによって開発されたQLS Archiveという新しいプラグインは、CatDVとSpaceを繋げるために重要なミドルウェアです。
この新しいインテグレーションに用いられているGB Labs SpaceのAPIによって、コンテンツのテープアーカイブシステムへの書き込み/読み出しをシームレスに行うことができるため、メディアの管理者は作業スピードの向上やアセットの検索およびオフライン化を簡単に行うことが可能です。完了したプロジェクトや古いファイルを自動処理で計画的にLTOテープへ転送します。これによりセキュアにアセットを長期間保護することができる上、tier 1やtier 2のSpaceストレージ容量に余裕を持たせることも可能です。また、新しいプラグインはアーカイブジョブのステータスをレポートしたり、素早くデータを復元できるようにテープをトラッキングする機能が搭載されています。
GB Labs社のセールス・マーケティングディレクター Ben Pearce氏は次のように述べています。
「この強力なインテグレーションによって、かなり効率的にデータやプロジェクトの管理をすることが可能になりました。CatDVユーザーはオンラインのSpaceとオフラインのプラットフォームでメディアの移動を完全にコントロールできるようになり、日常的なデータの管理を効率的に行えます。」
GB LabsのSpace製品群は、4Kや8Kに最適化されたSSDシステム、ニアラインの大容量なバックアップサーバー、マルチドライブのLTO-6システムなど、全ての階層のシェアストレージを含みます。開発スタッフは、メディアアセットをネットワークドライブ上で透過的かつユーザーフレンドリーに管理するために、長年に渡ってCatDVとコラボレーションしてきました。
QLS Distribution社のマネージングディレクター Ken Bell氏は次のように述べています。
「QLS Archive の開発により、CatDV と GB Labs Space Tape 間のやりとりに隔たりがなくなったので、いつ、Mini LTO Space や LTO Space からデータのアーカイブや修復をしたのかといった全てのステータスレポートを確認し、管理できるようになりました。重要な事はこのコラボレーションにより、メディアアセットマネジメント市場とストレージ市場における2つの主要なメーカーの製品を一緒に使えるようになったという事です。」
GB Labsについて
GB Labs社は、デジタルメディア・ワークフロー向けのセンターストレージの開発とデザインを行うために設立されました。ポスト・プロダクションに関する深い知識と経験を持ち、Final Cut Proを初めAvidやAdobeなど様々な映像制作ソフトウェアがどのように動作するか、どのようにすればそれぞれが調和して動作するかを理解している会社です。そして、ポストプロダクションはもちろん、教育、軍事、医療、放送など最も過酷な環境での広範囲な研究の末に、現在のSpaceシリーズを完成させました。
- ウェブサイト : www.gblabs.com
- ウェブサイト [日本語] : www.ask-media.jp/gb-labs.html
CatDVについて
CatDV は、DVテープをデータベース化し、カタログに保存するためのソフトウェアとして2000年にリリースされました。CatDVは当初コンシューマーをターゲットとしていましたが、その革新性はすぐに認められ、プロフェッショナル用途(大手プロダクションや放送業界)での利用のためにネットワーク化と自動化などの機能が追加されました。現在、CatDVシリーズは、ファイルベースおよびXMLベースのワークフローにも対応し、個人からエンタープライズ向けまで幅広いユーザーに対して新たな利便性と革新を提供し続けています。
- ウェブサイト : www.squarebox.com/
- ウェブサイト [日本語] : www.ask-media.jp/squarebox.html
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