FastNAS が提供する GB Labs 独自のテクノロジー
Hybrid Boost
Nitro は現実的な使われ方に特化して設計されているため、メディアワークフローのコラボレーションを劇的に拡張し、クリエイティブユーザーに SSD のみで構成したストレージを使用した場合に近い体験をもたらします。
Velocity RAID Engine
オーディオ & ビジュアル 用途に最適化され、低遅延応答を誇る Velocity RAID Engine (VRE) は FastNAS の核心となる技術です。最小限のシステムリソースで最大限のランダムアクセス性能を発揮します。
Dynamic Expansion
FastNAS F16 と F16 Nitro はストレージの動的な拡張が可能です。FastNAS EX ユニットとの併用によって、今あるデータはそのままで手軽にストレージを拡張できます。
Core.3 Lite
ハードウェアを類まれなパフォーマンスで動作させ、費用対効果の高い豊富な機能を備えたツールセットを利用できる Core OS は最新のファイルベースワークフロー向けに専用設計されています。
テクノロジー
Nitro は GB Labs のインテリジェントなハイブリッドディスクテクノロジーです。受賞歴を持つソリッドステートアクセラレーター HyperSpace 開発チームによって生み出されました。サーバークラスのハードディスクのエネルギー効率と産業向けの高速 SSD を組み合わせたことで、FastNAS のシステムは競合製品に対し明らかな優位性を持っています。
このテクノロジーを管理することは成功への鍵となります。Nitro が利用可能なシステムに書き込みを行う際、データは VRE RAID セットと Nitro 純正 SSD レイヤーの両方に書き込まれます。このデータは Nitro が先読みし生産性を加速している間、VRE RAID セットの中で常に安全に保たれます。
利点
これは単にキャッシュというだけでなく、汎用のハイブリッドでもありません。Nitro は、大容量のファイルや IOP が集中するイメージシーケンスといった実世界での使われ方に特化して設計されています。この独自技術はメディアワークフローのコラボーレーションを劇的に拡張し、SSD のみで構成されたストレージを使用した場合に近い体験をもたらします。
Nitro は頻繁にアクセスされるデータがどれなのかを学習しそれらを蓄積します。これによりシステムの読み出し性能を劇的に加速します。Nitro と VRE の組み合わせに依ってもたらされる、物理ディスクの能力を超えるパフォーマンスです。さらに、Nitro がデータリクエストを処理しているときには VRE RAID セットの使用率が減少します。つまり、FastNAS は高負荷時に水面下で、より多くのデータの読み書きを実際に行っています。
動作原理
データは VRE RAID セットと Nitro SSD レイヤーのどちらにも書き込まれます。Nitro が先読みをしている間、データは VRE の中で安全に保存されます。
Nitro はインテリジェントにどのデータに最もアクセスがあるのかを学習し更新します。パフォーマンスを極大化するために VRE と Nitro は継ぎ目なく結合しています。
テクノロジー
RAID テクノロジーは オーディオ & ビジュアル 用途に最適化され低遅延応答を誇ります。Velocity RAID Engine (VRE) は FastNAS 体験の核心です。大容量の Space を展開している環境に向けて、GB Labs は同社の RAID ソフトウェアを最適化することに長年取り組んできました。実際に Space SSD は VRE を使用し、ハードウェア RAID コントローラーの限界を突破し、9000MB/sec を超えるスピードを生み出しています。
VRE はマルチスレッドテクノロジーであり、利用可能な全ての CPU コアに演算を割り振ります。つまり、最小のシステムハードウェアを利用し、最高の効率を実現します。また、VRE はすべての Linux OS と互換性があるため、ベンダーに縛られることはありません。
利点
GB Labs は産業向けの RAID ソフトウェアを使用し、新水準のパフォーマンスを実現しています。VRE は安定して広帯域のデータアクセスが行え、超高速なランダムアクセス性能も備えています。一斉に読み書きを行うようなメディア環境の需要を、より小さなシステムで達成します。
VRE は試験済みの RAID 6 または RAID 5 によって情報資産を堅牢に保護します。ディスクと RAID セットの管理は簡単で、リビルド作業は優先順位をつけたり速度制限をかけたり出来るので、業務中のパフォーマンスを保持できます。
動作原理
VRE は FastNAS 筐体に内蔵されたディスクを RAID により保護します。VRE は FastNAS EX を追加し、容量を増やしたときでも機能します。
テクノロジー
FastNAS F-16 と F-16 Nitro (16 ベイ) は外付け用の SAS 端子を備えており、FastNAS EX ユニットを使用して拡張が行えます。あらゆるサイズの FastNAS EX ユニット(最大 160TB) を使用することで、ユニットの容量を FastNAS 単体時の大きさから劇的に増やすことができます。GB Labs の VRE RAID テクノロジーは動的な容量の拡張が可能で、保存されたデータはそのままの状態でシステムの拡張を行えます。
FastNAS EX をシステムに接続し、スライダーを動かすだけで簡単に、ユーザーに中断させる手間を与えずに即座に単一ボリュームの拡張が可能です。
利点
時間が最重要視される環境で業務を行っているユーザーに対し、動的な拡張による利益をもたらします。保存されたデータがそのままの状態でストレージを素早く拡張できるということは、ダウンタイムを発生させず、ストレージ容量拡張後に大容量のデータをコピーする時間も必要ありません。
拡張はプラグアンドプレイで簡単に実行できます。ストレージをアップグレードすることに伴うストレスとは無縁で、ユーザー自身でストレージの拡張を行うことさえ不可能ではありません。容量が異なるユニットを組み合わせることができるので、現在必要な容量の FastNAS ユニットを最初に導入し、将来的に必要になった時に最適な容量の FastNAS EX を選択することができます。
動作原理
FastNAS がいっぱいになっても、ユーザーは FastNAS EX を使用して苦労なく容量を拡張できることを知っているので安全です。必要な時には単純に拡張ユニットを取り付けるだけでストレージ容量を劇的に拡張できます。
FastNAS の特長である Core 3 Lite は、大好評を得ている Core 3 OS の新しいバージョンで、8 年間の開発期間を経て完成しました。素晴らしい各種ツールと卓越した性能を、究極の安定性と併せてご提供します。
GB Labs の Core 3 Lite の主要な機能
- AFP、SMB、NFS、HTTP、FTP に対応
- Velocity RAID Engine (VRE) 搭載
- エンタープライズクラスの SSD に OS を搭載
- クロスプラットフォーム (Mac、PC、Linux)
- 簡単にストレージ容量の拡張が可能
- レプリケーション機能を統合
- パフォーマンスディスクモード
- クラウドへの接続機能を統合
- 標準で Avid bin 共有に対応
- Active Directory 同期
- ワークスペースからウェブ共有
- FXP に対応した FTP サーバー
- Web / CLI アドミンツール
- システム通知
- ライブモニタリングツール
- 強力なファイルマネージャー
- FCPX プロファイルに対応
- 複数のボンディング機能
- ネットワークループ保護
- クライアントソフトウェアやライセンスが不要
- 節電管理