米国報道発表資料抄訳 - 2014年11月19日
4枚のAJA Corvid 88 カードでリアルタイム8K 60p I/Oを実現
AJA Video Systems社は、2014年11月19日 幕張メッセで開催される InterBEE にて、Quantel社(クォンテル社)の最新 Quantel Pablo Rio(パブロリオ) 8K カラーグレーディングのビデオI/Oプラットフォームに、AJA Corvid 88 (コービッド 88)が採用されることを発表しました。Corvid 88 は、サードパーティ開発者向けの組込用製品で、AJAファミリーの中で最も新しい製品です。Pablo Rio システムは、8K60pのポストプロダクションを研究室レベルから現実の世界にもたらす製品です。
AJA Video Systems社の Corvid 88は、複数の同時入力および出力ストリームを必要とする開発パートナーのアプリケーション用に設計されています。Corvid 88における8つの3G-SDI接続それぞれが、入力または出力のいずれかとして設定することができます。そして、それぞれが異なるビデオフォーマットをサポートでき、すべてのフォーマットが同じクロックタイミングを使用できます。これは、映像送出サーバ、映像キャプチャサーバ、チャネルインボックスシステムなどのような高密度I/Oが必要とされるアプリケーションで最大の柔軟性を発揮します。接続もデュアルリンクや4K / UltraHDフォーマット以上のものを一緒に利用可能です。Corvid 88は、ロープロファイルまたはフルハイトPCIフォームファクタのいずれかで提供され、シングルまたは複数のスロットソリューションを選択できます。
Quantel社、マーケティングディレクター Steve Owen(スティーブ オーウェン)氏は、次のように述べています。「私たちは、最初に8K 60pポスト対応であるPablo Rioの実用的なソリューション制作に着手したとき、技術的に大きなハードルに直面しました。しかし今回、過去のビデオI/Oの課題を解決するAJAのテクノロジーとうまく統合でき、そして顧客が要望する性能や信頼性を提供することができました。Corvid 88は、シングルPCIeカードに8つの3G-SDIインターフェイスを搭載しており、これにより、世界で最初の実用的な8Kカラーコレクションとフィニッシングソリューションを提供するシステムとなっています。」
AJA Video Systems社、社長のNick Rashby(ニック ラッシュビー)氏は次のように述べています。
「Quantel社は、Corvid 88 ソリューションを最も早く採用した会社の1つであり、8K ワークフローのフィニッシングソリューションで放送局をサポートする最初のメーカーの1つでもあります。Corvid 88は、自主的に映像のキャプチャや送出をできる能力を持ち、8Kの編集から複数チャネルの画像送出まで、幅広いアプリケーションに対応できる、本当に高性能で強力な製品です。」
【価格と出荷時期】
Corvid 88の日本国内における標準価格は350,000円〜となり、AJA開発パートナーだけでなく、加えて全世界のAJAリセラーネットワークを通じて販売されます。AJA製品の詳細については、www.aja.com をご参照ください。
*システムは、日本の国営放送NHKと共同で、Quantel社によって開発されました。
【AJA Video Systems社について】
1993年の創業以来、AJA Video Systems社はプロフェッショナルな放送、ポストプロダクション業界に向けて高品質でコスト効率の高いデジタルビデオ製品を供給する、ビデオインターフェイスや変換ソリューションの大手メーカーです。 AJA製品の設計・製造はカリフォルニア州グラスバレーにある自社の施設内で行われ、世界中のリセラーやシステムインテグレーターを通じて広範囲な販売 チャネルに販売されています。詳細については、当社のウェブサイトをご覧ください。
ウェブサイト:www.aja.com
ウェブサイト[日本語]:www.aja-jp.com