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AJA 社の I/O テクノロジーと Comprimato 社のソフトウェアを融合、高性能なマルチチャンネル HD およびシングルチャンネル UltraHD エンコーディング/デコーディング/トランスコーディングを実現する強力なソリューション

カリフォルニア州グラスバレー (2020 年 9 月 24 日) ─ AJA Video Systems 社は本日、BRIDGE LIVE を発表しました。BRIDGE LIVE は 1RU のターンキーソリューションで、非圧縮ベースバンド SDI の UltraHD やマルチチャンネル HD ビデオと、H.265、H.264、MPEG-2、JPEG 2000 といった幅広いストリーミングコーデックやコントリビューションコーデックとの間の変換を容易にします。BRIDGE LIVE は SRT、RTMP/S、RTP、UDP、MPEG-TS などのコンテナやプロトコルを柔軟にサポートしており、アダプティブ・ビットレート (ABR) ラダープロファイルへの拡張と OTT パッケージングへの引き継ぎが可能です。業界で実績のある AJA の I/O テクノロジーと Comprimato 社の強力なエンコーディング/デコーディング/トランスコーディングソフトウェアを組み合わせたこの新しいゲートウェイソリューションは、最大 60p までの UltraHD SDI 信号 1 チャンネルのエンコードまたはデコード、または 1080 60p までの HD 信号の 4 チャンネル同時エンコードまたはデコードが可能で、高品質で費用対効果の高いビデオ処理を実現します。接続には 4 系統の 12G-SDI 端子を使用し、6G / 3G / 1.5G SDI との下位互換性も備えています。BRIDGE LIVE はディープメタデータをサポートするプラグアンドプレイデバイスで、施設のラックや中継車、フライパックに設置しやすい 1RU の筐体で、プロやエンタープライズ水準のビデオワークフローに適しています。また AJA は、劣化の少ない JPEG 2000 VSF TR-01 をエンコード/デコードするための BRIDGE LIVE 永久ライセンスオプションも提供します。

BRIDGE LIVE は多目的に設計されており、電気通信会社や IP 放送、ケーブルテレビ、放送局、中継車、スポーツアリーナ、礼拝堂などでのライブ映像制作や配信で求められる厳しい要求に対応します。直感的なインターフェイスにより、HD/UltraHD SDI とストリーミング/IP をシームレスに組み合わせ、AVC、HEVC、MPEG 2を使用したライブワークフローに対応します。さらに追加ライセンスで JPEG 2000 オプションも使用可能です。BRIDGE LIVE は、設定完了後に意識する必要がありません。複数のストリーム出力や SDI 入力からの送出先など、ベースバンドビデオとライブ圧縮ストリーム間の変換はバックグラウンドで行われます。また BRIDGE LIVE は、AAC から非圧縮 PCM まで幅広いオーディオストリームとコーデックに対応しており、ゲインとサンプルレートの変換やチャンネルの再マッピングが可能です。

高度な柔軟性を提供する BRIDGE LIVE は多数のプロトコルに対応し、REST API や SNMP を含む構成/監視オプションによりリモートワークフローを実現します。内蔵の 10GigE ネットワークポートは、HD または UltraHD の複数ストリームに対応できる十分な帯域幅を提供し、SRT 規格対応の信頼性により、公共など不安定なネットワークでも使用可能です。また、クローズドキャプションや広告マーカーの挿入、字幕の埋め込み機能などのメタデータに包括的に対応しています。BRIDGE LIVE は、YouTube や Facebook、Twitch などのプラットフォームへのストリーミング、制作したビデオを OTT パッケージに配信するためのエンコード、施設の機器からビデオ出力をアーティストやクライアントに提供し、リモートでのコラボレーション、遠隔地からデータセンターやメディア施設にビデオフィードを転送/配信するなど、強力な連携を実現します。

BRIDGE LIVE の主な機能

  • 美しく使いやすい、現場で実績のある Comprimato 社のソフトウェアツール
  • 4 系統の 12G-SDI 接続を介して、最大 60p の UltraHD 信号 1 チャンネル、または最大 1080 60p の HD 信号 4 チャンネルの SDI エンコードまたはデコード、6G/3G-SDI 互換
  • SDI 入力の各チャネルから複数のストリーム出力を生成、複数の送信先に送出可能
  • H.264 (AVC、MPEG-4)、H.265 (HEVC)、MPEG-2 を含む幅広いエンコーディング、デコーディング、トランスコーディングコーデックを幅広くサポート。4:2:2:2,10-bit/8-bit および 4:2:0, 10-bit/8-bit のカラーコンポーネントサンプリングを備えた JPEG 2000 (VSF TR01) 用のオプションアドオンを搭載
  • RTMP、RTMPS、SRT (暗号化可能)、MPEG-TS のプロトコルをサポートし、ABR ラダープロファイルと OTT パッケージングのためのハンドオフを備えた堅牢なビデオストリーミング
  • クローズドキャプション/字幕 (EIA-608/708)、line 21 captions、メタデータパススルー、広告挿入マーカー (SCTE-35/SCTE-104)、MPEG-2 アンシラリパケット (SMPTE 2038)、H.264 SEI メッセージ内に埋め込まれた字幕など、メタデータを包括的にサポート
  • 自動カラーコンポーネントサンプリング、クロップ/パディング、カラー調整、インターレース解除、50% フレームレート調整、ロゴ挿入、リサイズなどのビデオ処理ツール
  • AAC、AC3、MPEG-2 オーディオ、非圧縮 PCM を含む幅広いオーディオ互換性 (SMPTE 302M-2007)
  • 1 接続あたり 16 チャンネルのエンベデッド・オーディオ I/O、16 および 24-bit 品質、48kHz サンプル・レート、同期
  • 冗長化電源 (100-240VAC 50/60 Hz)、4 系統のフルサイズ BNC 端子、ネットワーク接続用 10GbE オンボード NIC をデュアル搭載した高密度 1RU 設計
  • ウェブブラウザ、REST API、SNMP アクセスおよび制御を介したリモートでの設定、監視、管理
  • DisplayPort と USB を介したローカル設定、監視、管理
  • AJA の 3 年間国際保証

AJA Video Systems 社、社長 Nick Rashby 氏は以下のように述べています。

「ストリーミングが標準化され、イベントのバーチャル化が進み、教育機関では通信教育が導入されるなど、ライブ制作が盛んに行われています。必要な要件をすべてサポートするパイプラインの開発は、歴史が証明するようにコストがかかり多くの場合非効率です。そこで私たちは Comprimato 社と共同で BRIDGE LIVE の開発に着手しました。プロダクションで実績のある AJA の I/O ハードウェアと Comprimato のソフトウェアのエンコーディング/トランスコーディング能力の組み合わせにより、BRIDGE LIVE はライブ制作と配信の全体をより効率的に管理する方法を提供し、コンテンツ配信の収益を最大化するためのよりシンプルな道を開きます。」

Comprimato 社、創業者兼 CEO Jiri Matela 氏は以下のように述べています。

「BRIDGE LIVE は、ライブビデオのエンコーディング、デコーディング、トランスポート、ストリーミングのために、市場で最も費用対効果が高く、機能が豊富なエンタープライズレベルの製品を提供しています。エンコードとデコード、豊富なメタデータのサポート、直感的なデザインにより、BRIDGE LIVE は新たなワークフローの効率化とコンテンツの収益化の機会を開きます。」

価格と販売時期

BRIDGE LIVE は、本日より全世界の AJA 販売代理店ネットワークを通じご注文いただけます。メーカー希望小売価格は 2,310,000 円 (税込) です。 12G/3G-SDI で H.264、H.265、MPEG-2 の入出力が行なえます。オプションの JPEG 2000 I/O ライセンスの価格は 1 チャンネルあたり HD の場合 231,000 円 (税込) 、UltraHD の場合 924,000 円 (税込) です。BRIDGE LIVE の詳細とサポートやライセンスオプションに関する情報については、次のページでご確認ください。

www.aja.com/products/bridge-live

AJA Video Systems について

1993 年の創業以来、AJA Video Systems 社はプロフェッショナルな放送、ポストプロダクション業界に向けて高品質でコスト効率の高いデジタルビデオ製品を供給する、ビデオインターフェイスや変換ソリューションの大手メーカーです。 AJA 製品の設計・製造はカリフォルニア州グラスバレーにある自社の施設内で行われ、世界中のリセラーやシステム インテグレーターを通じて広範囲なチャネルに販売されています。詳細については、AJA Video Systems 社のウェブサイトをご覧ください。

Comprimato について

Comprimato 社は、ライブ映像圧縮処理ソフトウェアを提供する企業で、放送局や映像制作会社にライブ映像のような視聴体験を提供しています。Comprimato のソフトウェア製品は、GPU と CPU のパワーを活用して、映像処理装置におけるリアルタイムの高解像度映像エンコードを高速化します。 2013 年に設立され、チェコ共和国のブルノに本社を置く Comprimato の動画圧縮ソフトウェアは、世界の主要なメディアやエンターテイメント企業から支持されています。詳細については、Comprimato 社のウェブサイトをご覧ください。

www.comprimato.com

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当資料は、現地時間 2020 年 9 月 24 日にメーカー発表されたプレスリリースの抄訳版です。

メーカーリリース原文 : https://www.aja.com/news/top-stories/945

本リリースに関する問い合わせ先

AJA-JP
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TEL : 0120-973-562 / FAX : 03-4400-7387
所在地 : 東京都千代田区平河町 1-7-20 COI 平河町ビル 2F

トレードマーク付きの会社名や製品名は、それぞれの会社の商標です。

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