Timecode Systems 製品 (UltraSync ONE、UltraSync BLUE) は、SMPTE timecode で策定されたフレームレート (23.98, 24.00, 25.00, 30.0D, 30.00, 29.97D, 29.97) に準拠しております。 (*D は Drop Frame)
SMPTE timecode は 30 フレーム までの規格となり、「60, 120, 240」 に対応するタイムコードという規格がございません。
そのため ONE や BLUE 側にて「60, 120,240」といった LTC 出力はございません。
ハイフレームレートに対応するタイムコードの規格はございませんが、フレームレートを倍数にすることで、編集ソフト上で同期を取りやすくすることは可能です。
- 1) 使用される機器のフレームレートが、Timecode Systems 製品のフレームレートの倍数になるように設定いたします。
- 例:
- 使用される機器のフレームレートが「60, 120, 240」の場合は、Timecode Systems 製品を「30fps」に設定
- 使用される機器のフレームレートが「50」の場合は、Timecode Systems 製品を「25fps」に設定
- 例:
- 2) タイムコードが収録されたデータを「編集ソフト」にて確認いただくと、フレームレートがどれだけ速いか(倍数)に応じて、同じタイムコードの連続したフレームが表示されます。
- 例えば、使用される機器のフレームレートが 60 フレームの場合は 2 フレームが連続、120 フレームの場合は 4 フレームが連続されます。
- 例:
- 使用される機器のフレームレートが「60」 : 1,1,2,2… 29,29,30,30
- 使用される機器のフレームレートが「120」: 1,1,1,1, 2,2,2,2… 30,30,30,30
- 例:
- 例えば、使用される機器のフレームレートが 60 フレームの場合は 2 フレームが連続、120 フレームの場合は 4 フレームが連続されます。
数値としてはフレームごとにタイムスタンプの記録はございませんが、「編集ソフト」上にてタイムコードの同期としての使用頂くことは可能です。
ただし、ハイフレームレートのタイムコードとしての表示は各編集ソフト側の対応となりますので、ご使用される編集ソフト側の仕様も併せてご確認ください。
ご参考 (英語): Can I record at higher frame rates? (メーカー本国サイト)