Mac 1 台で最大 8 チャンネル HD 収録
機能を詰め込んだポータブルキャプチャーデバイス
Mac 向けの 8 チャンネル HD キャプチャーソリューション
転送時間不要 (ファイルはすぐに利用可能)
追っかけ編集
マルチカムライブ収録に最適
Apple ProRes、Avid DNxHD に対応
複数のコーデックと保存先
M| 80 を使えば、MovieRecorder の素晴らしい機能 のすべてを体験できるでしょう。可能なかぎり最高の経験を保証するために、最高品質のハードウェアに必要だと考えられる要素を集めました。M| 80 を最新の Mac Pro に Thunderbolt 2 ケーブルで接続し、MovieRecorder 3 を起動するだけで、HD もしくは SD の 8 ストリームのインジェストを行う準備が整います。
製品動画
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M| 80 in use at 24h du Mans
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M| 80 and Adobe Premiere workfow
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M| 80 and MovieRecorder
主要な機能
M| 80 バンドル - オールイン
Softron 初となるハードウェアとソフトウェアバンドルセットの内容 :
MovieRecorder ライセンス × 8 (ドングル 1 個に内蔵)
8 系統の入力が可能な SDI ビデオカード (DELTA-hd-elp-d 80) × 1
Sonnet Echo Express SEL Thunderbolt 2 拡張シャーシ × 1
Thunderbolt ケーブル × 1
Thunderbolt と ドングルを Mac Pro に接続するだけで使い始められます。Mac Pro はこのバンドルに含まれていないため、別途お買い求めください。
小型で静音の拡張シャーシ
Softron は Sonnet と協力関係にあり、xMac mini Servers と xMac Pro Server を用いたソリューションで多くの経験を蓄積しています。これらの素晴らしい製品は、ラックマウントソリューションを必要とする多くのユーザが使用しています。
Sonnet Echo Express SEL は Low-Profile タイプの拡張カードが入った Thunderbolt 2 デバイスです。Low-Profile の Deltacast 製拡張カードを搭載したことで、小型にもかかわらず強力なソリューションになりました。このシャーシは新型の Mac Pro 同様に非常に小さい作りになっています。更に重要なポイントとして、このデバイスは静音仕様です。
2K と 4K について
M| 80 を使用することで、次のいずれかを収録できます。
HD (もしくは SD) × 8
2K × 4
4K × 2
システム要求
通常、システム要求は使用するフォーマットとコーデックに依存します。従って、確認のためにテスト収録を行うことを推奨します。
MovieRecorder のページにあるシステム要求のタブでも確認できますが、こちらにいくつか情報を示します。
1080i や 720p の ProRes (Proxy) もしくは ProRes を同時に 8 ストリームまでエンコードさせるには最低 6 コアの Mac Pro の CPU パワーが必要です。
1080i や 720p の ProRes (HQ)、ProRes 4444 もしくは DNxHD を同時に 8 ストリームまでエンコードさせるには最低 8 コアの Mac Pro の CPU パワーが必要です。
HD の H.264 を同時に 2 ストリームまでエンコードさせるには最低 12 コアの Mac Pro の CPU パワーが必要です。HD の H.264 には同時に 8 ストリームのエンコードはできません 。
もし、Thuderbolt のバンド幅による制限を確認したい場合、例えば、1080i59.94 では 10-bit 8 チャンネルでは動作しません。10-bit 6 チャンネルと 8-bit 2 チャンネルが限界です。1080i50 もしくは 720p60 では、問題はありません。バンド幅による制限はフォーマットと必要とするサンプルサイズに依存します。
M| Case - 持ち運びのために
M| Case は有名な Pelican 製の耐水、耐衝撃、防塵ケースです。Softron が設計した美しい特別製のフォームは、最大 2 台の M| 80 、M| 62 、M| 44 と 1 台の Mac Pro を安全に持ち運ぶことを可能にします。
M| Family 製品はモバイルプロダクションにとって理想的なソリューションです。そして M| Case は小さなケースに、M| Family 製品と Mac Pro を入れて持ち運ぶことを可能にします。このケースは 1440 Top Loader Case を元に作られています。頑丈なホイールと格納できる拡張ハンドルがついているので、どこの現場にも M| Family 製品を簡単に運搬して行けます。
ラックマウントする必要がある場合
M| 80 は Sonnet Echo Express SEL と Low-Profile 拡張カードからできています。小型なため優れた可搬性を備えています。しかし、Sonnet xMac Pro Server などを使用し M| 80 をラックマウントしたいという需要に対しては、通常の PCIe スロットに対応する標準的な Full-Height のブラケットを提供しています。注文時に指定があれば、Softron はブラケットを同梱して納品します。
M| 80 は MovieRecorder と組み合わせた強力なバンドルパッケージでご購入いただけます。
バンドルパッケージの月額レンタルのご相談は MIM へ、MovieRecorder を使用したインジェストシステム構築のご依頼は阿吽技研 までお問い合わせください。
付属品
8 系統の DIN SDI 入力を備えたビデオカードが組み込まれた Thunderbolt 拡張シャーシ × 1
MovieRecorder のライセンス 8 本が入ったドングル × 1 (オプションを除く)(変更や分割不可)
Full-Height ブラケット × 1 (xMac Pro Server などの標準的な PCIe スロットにビデオカードを組み込む際に使用)
Thunderbolt ケーブル × 1
BNC メス → DIN SDI 変換ケーブル 1ft × 8
(Mac Pro は含まれません)
利用できるオプション
Closed Captioning - M| 80 1 台ごとに 1 ライセンス必要
Pro Codecs - M| 80 1 台ごとに 1 ライセンス必要
Multicam Logger - M| 80 と同時注文で提供
M|Case - Pelican 製の耐水、耐衝撃、防塵ケース
特徴と技術仕様
特徴
主な特長
Thunderbolt ポート 1 つで同時に 8 チャンネルのビデオ収録
マニュアル収録とスケジュール収録に対応
時間が過ぎたらマニュアル収録を自動停止させるタイマー
OnTheAir Video や OnTheAir Node から直接接続 (これらのアプリケーションを同じ Mac を使用してインジェストする際にビデオ入力は要りません)
ループレコーディング対応 (タイムシフトプレイアウトなどのために、ファイルの終端に達したらファイルの先頭に戻って、永久に同じファイルに収録)
異なるコーデックと簡単なプリセットを使い、複数の目的に合わせてエンコード
4K 収録対応
MXF ファイルと QuickTime ファイルに対応
H.264 に対応
CEA-708 のクローズドキャプションを QuickTime CC トラックに収録 (CC option と M| 80 が必要、HD ソースの場合のみ対応)
24/365 収録のための正確なフレームのファイルスイッチ
REST API を使用したリモートコントロール
メタデータ
追っかけ編集
Classic (収録時間を設定し、収録が終了すると時間が更新される) または Segmented (収録時間が長くなるとファイル数が増える) を使用可能
Final Cut Pro X、Adobe Premiere を含む、主要なエディットアプリケーションと互換
スケジューリング
週次収録
日次収録
スケジュールアイテムごとにファイル形式とファイル名を設定可能
MovieStreamer HLS を組み合わせたストリーミング
最適化ストリーミングに対応 : 複数のビットレートとフォーマットにエンコード
FTP もしくは Amazon S3 に自動アップロード
Flash 互換の JWPlayer® と統合
VTR コントロール (近日対応予定)
1 台の Mac で複数チャンネルのキャプチャに対応する RS422 を使用した VTR のコントロール
システム要求
デバイスのサイズと重量
サイズ 高さ : 7.16 cm (2.82 インチ)、幅 : 10.16 cm (4 インチ)、奥行き : 21.39 cm (8.42 インチ)重量 1 kg (2.2 ポンド)
システム要求
Mac OS Mac OS X 10.9.5 以降 * RAM 最少 16GB、32GB 以上推奨 対応グラフィックカード 特定の要求なし 互換ストレージ チャンネル数、フォーマット、コーデックに応じて、一定の書き込み速度を持続できるあらゆるストレージ ネットワークストレージの場合、マクロブロックが利用でき、キャッシュフラッシュを無効にする必要があります。 要求されるモニター接続 (Open GL 有効) エンコーディングの確認用にモニターを接続する必要あり 必要なライセンス数 M| 80 は MovieRecorder 3 で 8 チャンネルを収録するために、8 ライセンスが入ったドングル 1 個をバンドルしています。H.264 にエンコードするためのハードウェアアクセラレーション Mac OS 10.9.5 以降で動作する、CPU に i5 もしくは i7 を搭載した Mac ハードウェアアクセラレーションは 1 チャンネルのみ有効
* Softron は旧バージョンの Mac OS にも対応し続けるよう努めていますが、必ずしもそれが達成できるとは限りません。なぜなら OS は旧バージョンから大幅に改善されることが常であり、Apple の最新 OS に依存する、より有用な機能を Softron は組み込む必要があるからです。OS に使用されている新しいフレームワークから Softron のソフトウェアが実質的にブロックされてしまう恐れもあります。このため Softron のサポートは最新とその 1 世代前の Mac OS のみに限られています。もし、より以前のバージョンの OS 上で Softron のソフトウェアを使用していて問題が起こる場合には、OS を最新にアップデートすることが唯一の解決策になるでしょう。
8 チャンネル 8-bit 720p を収録できる コンピュータの最小構成
Apple ProRes (Proxy) Mac Pro 2013 4-Core Apple ProRes (LT) Mac Pro 2013 8-Core Apple ProRes 422 Mac Pro 2013 8-Core Apple ProRes (HQ) Mac Pro 2013 12-Core AVC-Intra 50 8 チャンネルの収録不可 Mac Pro 2013 12-Core で最大 4 チャンネル AVC-Intra 100 8 チャンネルの収録不可 Mac Pro 2013 12-Core で最大 3 チャンネル DNxHD 145 Mac Pro 2013 12-Core DVCPRO HD Mac Pro 2013 6-Core H.264 Baseline 8 チャンネルの収録不可 Mac Pro 2013 12-Core で最大 2〜3 チャンネル H.264 Main 8 チャンネルの収録不可 Mac Pro 2013 12-Core で最大 2〜3 チャンネル H.264 High 8 チャンネルの収録不可 Mac Pro 2013 12-Core で最大 2〜3 チャンネル XDCAM EX Mac Pro 2013 12-Core XDCAM HD Mac Pro 2013 12-Core XDCAM HD 422 XDCAM HD 422 は 720p に非対応
8 チャンネル 8-bit 1080i を収録できる コンピュータの最小構成
Apple ProRes (Proxy) Mac Pro 2013 4-Core Apple ProRes (LT) Mac Pro 2013 6-Core Apple ProRes 422 Mac Pro 2013 8-Core Apple ProRes (HQ) Mac Pro 2013 12-Core AVC-Intra 50 8 チャンネルの収録不可 Mac Pro 2013 12-Core で最大 4 チャンネル AVC-Intra 100 8 チャンネルの収録不可 Mac Pro 2013 12-Core で最大 4 チャンネル DNxHD 145 Mac Pro 2013 12-Core DVCPRO HD Mac Pro 2013 6-Core H.264 Baseline 8 チャンネルの収録不可 Mac Pro 2013 12-Core で最大 1〜3 チャンネル H.264 Main 8 チャンネルの収録不可 Mac Pro 2013 12-Core で最大 1〜3 チャンネル H.264 High 8 チャンネルの収録不可 Mac Pro 2013 12-Core で最大 1〜3 チャンネル XDCAM EX Mac Pro 2013 8-Core XDCAM HD Mac Pro 2013 8-Core XDCAM HD 422 Mac Pro 2013 8-Core
注意事項 :
Softron が提案する推奨環境が特定のユーザの要求に常に応えることを Softron は保証しません。推奨環境を案内する目的はガイドラインとして利用するためであり、Softron が行った広範囲の試験の際、目立った変化を示さなかった結果に基づくものです。ハードウェア、ドライバー、ソフトウェア、OS はしばしば変化します。従って、ユーザー自身が Softron のウェブサイトからダウンロードできるデモライセンスを使用して、特定の環境下 / ワークフロー下で要求を満たしているか評価することを推奨します 。
エンコードするビデオ信号は種類によっては、エンコーディングのパフォーマンスに大きな影響を与えます。特にフレーム間圧縮を使用する AVC-Intra、H.264、 XDCAM といったコーデックでは顕著です。エンコード結果は信号の複雑さに依存します。例えば Softron が行った XDCAM を生成する試験では、ソースにするファイルの種類によっては CPU の使用率は 60% から 95% まで変化しました。もし入力信号がほとんど静止画に近い場合には、Softron が試した最悪のケースよりも多くのチャンネルをエンコードする事ができるかも知れません。ProRes シリーズや DNxHD といった、その他のイントラフレームコーデックの場合には、CPU 使用率の変化の重要性は下がります。
コーデックとフォーマット
対応ビデオコーデック
通常ライセンス プロコーデックオプション
Apple ProRes 422 Family
対応
対応
Apple ProRes 4444
対応
対応
AVC-Intra (50 & 100)
非対応
対応
Avid DNxHD
対応
対応
DV/DVCPRO
非対応
対応
DVCPro HD
非対応
対応
H.264
対応
対応
HDV
非対応
対応
MPEG IMX (30/40/50)
非対応
対応
非圧縮
対応
対応
XDCAM
非対応
対応 (Classic を指定すると問題が発生します)
対応ファイルラッパー
通常ライセンス プロコーデックオプション
MXF Op1a
非対応
対応
MXF DNxHD
非対応
対応 (近日対応予定)
QuickTime (.mov)
対応
対応
Transport Stream
対応 (近日対応予定)
対応 (近日対応予定)
対応オーディオコーデック
通常ライセンス プロコーデックオプション
AAC
対応
対応
Apple Lossless
対応
対応
Linear PCM
対応
対応
M| 80 で利用可能なフォーマットと最大の入力数 - 8-bit vs 10-bit
M| 80 に搭載された拡張カードはバンド幅の都合により、大量のスループットを必要とする 10-bit フォーマットを扱う際に制限を受ける場合があります。この表は、Mac にどれだけの入力が可能なのかを表しているのではなく、M| 80 が何を扱えるのかを示しています。必要とするコーデックを利用できるかどうか、コンピュータのシステム要求の情報を確認してください。
8 bits 10 bits
NTSC
8
8
PAL
8
8
1280x720 p 23.98
8
8
1280x720 p 24
8
8
1280x720 p 25
8
8
1280x720 p 29.97
8
8
1280x720 p 30
8
8
1280x720 p 50
8
8
1280x720 p 59.49
8
7
1280x720 p 60
8
7
1920x1080 i 50
8
8
1920x1080 i 59.94
8
7
1920x1080 i 60
8
7
1920x1080 p 23.98
8
8
1920x1080 p 24
8
8
1920x1080 p 25
8
8
1920x1080 p 29.97
8
8
1920x1080 p 30
8
7
2048x1556 p 23.98
4 (Dual link 接続)
4 (Dual link 接続)
2048x1556 p 24
4 (Dual link 接続)
4 (Dual link 接続)
2048x1556 p 25
4 (Dual link 接続)
4 (Dual link 接続)
2048x1556 p 29.97
4 (Dual link 接続)
3 (Dual link 接続)
2048x1556 p 30
4 (Dual link 接続)
3 (Dual link 接続)
4120x2160 p 23.98
2 (Quad link 接続)
2 (Quad link 接続)
4120x2160 p 24
2 (Quad link 接続)
2 (Quad link 接続)
4120x2160 p 25
2 (Quad link 接続)
2 (Quad link 接続)
4120x2160 p 29.97
2 (Dual link 接続)
1 (Dual link 接続)
4120x2160 p 30
2 (Dual link 接続)
1 (Dual link 接続)
注意事項 : 製品の仕様は保証されません。また予告せず改善を行います。
この情報は、多くのカードと多くのコーデックを組み合わせた複数の構成で Softron が行った広範囲の試験の結果得られたものです。可能なすべての組み合わせを試しているわけではありませんが、主要なものは網羅しています。他の拡張カード / コーデックに対するこの表の結果は、ユーザーと販売店からのフィードバックに基づいたものです。Softron のソフトウェアは無料でダウンロードできるので、導入を考えている実際の環境で満足に動作するかどうか、購入前に検証を行えます。結果が得られたら、是非 Softron までお知らせください。
もし、お使いのハードウェア、ビデオカード、コーデックが表にない場合には、単に記載されていないだけの可能性がありますので、互換性があるかどうか Softron までお問い合わせください。