Galaxy® Aurora (ギャラクシーオーロラ)
Galaxy® Aurora (ギャラクシーオーロラ) は、RAID 6のDAS (Direct Attached Storage)、またはSAN (Storage Area Network) として利用可能な、8Gbitファイバーチャネル・インフィニバンドRAIDストレージです。RAID 6で最高速度を維持できるため、膨大なデータ量を扱う現代の映像業界に最適です。
Galaxy® Auroraシリーズは、HyperFSを始めとするSANシステムをインテグレーションすることが可能で、最高8台のクライアントからファイバーチャネルスイッチなしで、8Gbitファイバーチャネル接続を行うことが可能です。また、パフォーマンスをグラフ表示したり、視覚的に分析することができます。このグラフはGalaxy® AuroraのRAID使用量を示し、データレートチャートはホスト / ユーザー別に確認できます。さらに、SMART (Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology) を利用して、各々のディスクドライブの状態を確認することもできます。
36bay8Gbitファイバーチャネル / 40GbitインフィニバンドRAID
Galaxy® Aurora 36は、4Uラックマウント可能なコンパクトな筐体に4000MB〜4500MB/sec以上の転送レート、36台のディスクに最大108TBの容量、最高8つの8Gbitファイバーチャネルホストポート、40Gbit インフィニバンドインターフェイス・オプション、128GBまでアップグレード可能なRAMを搭載しています。プラットフォームは、Windows、Mac、LinuxとSolarisをサポートしており、SASバックプレーンは、SAS 15K RPM 7200 RPMのRAIDエディションドライブで構成されています。
高性能なEOS RAIDエンジンは、作業を引き続き行うためにピークパフォーマンスを保持して再構築することができ、進行中のオペレーティングコストを削減したり、稼動時間を最大化することが可能です。また、Galaxy® Auroraのマネージメントツールを使用することで、より簡単にSAN環境を管理してパフォーマンスの最適化を行うことが可能になります。DPX連番ファイルやステレオスコピックの制作用途にもチューニング済みです。
Galaxy® Aurora マネージメントツール
- Zero Impact Drive Rebuild - SAN上のすべてのユーザに全帯域幅を確保しながら、制作している間、バックグラウンドで失敗したRAIDセットを処理することが可能
- Real Time Initiator (RTI) - パフォーマンスチューニング機能を搭載。特定のクライアントステーションに入出力帯域幅を優先させることが可能。
- SAN Client Naming - ファイバーホストポート特有の名前を、複雑なWWN (World Wide Names) に割り当てることが可能。SAN管理効率を向上。
- Real-Time Bandwidth Graphing - 例) ネットワークストレージパフォーマンスを特定し、グラフィカルに表示。 (MB/s、入出力応答時間、リクエストサイズなど)
- Drive Performance tracking - 個々のドライブストレージパフォーマンスを特定し、グラフィカルに表示。
- Trace I/O Command Tracking - 実行しているディスクドライブを、読込み・書込み時間に基づいて表示。パフォーマンスの低下を即座に見つけることが可能。
- LUN Tracking - ユーザーが意味のある名前をRAIDパーティションに割り当てることが可能。
主な特徴
- 4000MB/sec以上の高速転送レート
- 4Uシャーシに最大108TBの容量を搭載可能
- RAID 6で最高20TB使用可能
- 次世代SASバックプレーンは、最大、最速のハードディスクをサポート
- 128GBまでアップグレード可能なRAM (16GB標準装備)
- SANマネジメントソフトウェアをサポート : HyperFS、StorNext、CommandSoft、metaSAN、SANmp、Xsan
- 最高8つの8Gbitファイバーチャネルホストポート、20/40Gbit インフィニバンドホストポート ×2
- Intelプロセッサを使用した高性能なEOS RAIDエンジン
- 36台のSAS/SATAドライブをサポート
- RAID 0、1、6、10に対応
- Windows、Mac OS X、 LinuxとSolarisに対応
ビデオストリームパフォーマンスチャート
Video Format Criteria | Rorke RAID Storage System | ||||
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Video Format | Data Rate | GB Used | Hours Used | Aurora LS | Aurora |
Assumes video @29.97 / film @24fps | MB/s | Per hour | Per TB | Stream Count | |
DV / HDV 25Mb/s | 3.25 | 13 | 75 | 45 | 60 |
DVCPro / XDcam 50Mb/s | 7 | 26 | 37 | 35 | 45 |
DVCPro HD 100Mb/s | 13 | 46 | 22 | 23 | 32 |
Uncompressed SD 8bit | 21 | 76 | 13 | 20 | 30 |
Uncompressed SD 10bit | 28 | 101 | 10 | 16 | 24 |
ProRes HQ | 28 | 101 | 10 | 16 | 24 |
HD 720P 8bit | 55 | 198 | 5 | 8 | 14 |
HD 720P 10bit | 72 | 266 | 3.75 | 6 | 12 |
HD 1080i 8bit 4:2:2 | 124 | 448 | 2.25 | 3 | 8 |
HD 1080i 10bit 4:2:2 | 135 | 597 | 1.6 | 2 | 6 |
HD 1080P 10bit 4:4:4 | 248 | 895 | 1.1 | 2 | 4 |
HD firm DPX 1920x1080 | 192 | 691 | 1.4 | 1 | 2 |
HD 2K firm DPX 2048x1556 | 288 | 1037 | 0.96 | 1 | 2 |
HD 4K firm DPX 4096x3112 | 1152 | 4147 | 0.24 | - | 1 |
仕様
ディスク | 3.5インチ、36台、ホットスワップ対応 取り替え可能な36台の3.5インチ SAS/SATA 3Gbit/sハードディスク ―シングル入出力コントローラ構成、フィジカルドライブにダイレクト接続 (スタッガードスピンアップ機能を搭載)、LEDサポート |
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容量 | 72TB、108TB |
インターフェイス |
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シャーシ | コンパクトな4Uラックマウントキット、 合金 (スチール、アルミニウム) エンクロージャ、Dual FRU電源とファンアセンブリ、3Gbitドライブバックプレーン |
コントローラ | 強化された高性能EOS RAIDエンジンと16GBのRAM (128GBにアップグレード可能) をベースとしたAurora RAID 6シングルコントローラ構成 |
RAIDレベル | RAID 0 / 1 / 6 / 10 |
SAN互換性 | 一般的に使われているSANマネジメントソフトウェアをサポート HyperFS、StorNext、CommandSoft、metaSAN、SANmp、Xsan |
バックグラウンド・アクティビティ | 再構築:S.M.A.R.T (ディスクヘルスモニタリング、リペア) |
対応OS | Windows、Mac OS X、Linux、Solaris |
管理ツール | エンベデットWeb マネジメントサポート (TCP/IP、ホストPC必要なし) 独立したオペレーティングシステム、Ethernet経由でWeb GUI、CLIコンフィグレータ、モニター、キーボードと合わせて操作可能なユーティリティ、Ethernet (RJ-45)、SSH |
管理インターフェイス | エンベデッドWebサーバとマネージメントサポート (ホストPC必要なし)、Ethernet |
イベント通知 | ブザー、またはLEDによる不良ドライブや電源故障のアラート表示 |
電圧 | 100~240V |
電流 (最大) | 8A @100V (AC)、4A @200 V (AC) (2種類) |
周波数 | 50-60 Hz |
電力供給 | Dual 1400W、50-60Hz、100~240V、Dualホットスワップ、冗長的なPFC、N+1設計 |
消費電力 | 523W (SAS~HDDのロード中) |
動作温度 | 10℃~35℃ (非動作温度-40℃~70℃) |
相対湿度 | 最大90% |
本体重量 | 総重量 (カートンを含む) : 36.3kg |
安全性 | CE、FCCクラスA |
保証 | 1年間 ※延長保証のオプションあり |