2020 年の東京オリンピックでは、4K/8K 放送の実現が目標となっています。それに伴い、オリンピック以外のコンテンツでも 4K/8K 対応への要求が高まっています。
4K/8K を扱う際にネックとなるのは、ファイルサイズの増大です。例えば、フル HD 30fps と同じ画質を保ちながら 4K 60fps にする場合、単純計算でファイルサイズは 8 倍になります。
その膨らんだファイルサイズは、撮影から編集そして放映まで映像業界の様々な分野に影響を及ぼします。それは今回、焦点を当てるアーカイブも例外ではありません。
さて、そもそもアーカイブの目的とは何でしょうか。それは、保存先を複数に分けることで大切なデータ (アセット) の消失を防ぐことや、再利用性を高めることはもちろんですが、…