英国報道発表資料抄訳 - 2014年9月10日
新しいMAMソフトウェアとWebプラットフォームにより、コンテンツ所有者にメディアアセットの二次利用で収益化する仕組みを提供
ストラットフォード・アポン・エボン、イギリス、2014年9月10日 - アセットマネジメントシステムのリーディングソフトウェア CatDVの開発元であるSquare Box Systems社(www.squarebox.com)は、2014年9月12-16日にアムステルダムで行われるIBC2014において、次世代のアセットマネジメントソフトウェアCatDV 11と全く新しい形のオンラインでのアセットマネジメントを実現するCatDV Web 2を発表します。
CatDV 11とCatDV Web 2の新機能とツールセットは、編集ソフトウェアAdobe Premiere® Pro CC およびリアルタイム コラボレーションプラットフォームAdobe® Anywhereの新しいワークフローとともに、コンテンツ所有者がより簡単にメディア アセットを再利用して収益化できる仕組みを提供し、プロダクションやポストプロダクションから配信·流通に至るまで、エンドtoエンドのワークフロー効率を大幅に向上させます。
Square Box Systems社の最高経営責任者(CEO) Dave Clack氏は次のように述べています。
「CatDV 11とCatDV Web 2は、主要なMAMプラットホームとしてあった前バージョンに基づいて構築され、中小規模から大企業に対して性能と能力の段階的な変化を提供します。とりわけCatDV Web 2は、非技術的なユーザーに対して直観的で美しいユーザーインターフェイスを提供し、マーケティング担当者や営業チームがコンテンツを簡単に再利用してコンテンツを収益化することを可能にします。また、CatDVメディア アセット マネージメント システムの最新機能により、CatDVを経由したプロダクション マテリアルの管理が、現在よりはるかにシンプルかつ高速に行えるようになります。」
【CatDV 11】
顧客からのフィードバックによって実装されたCatDV 11の主な新機能は次のとおりです。
- 64ビットアーキテクチャ
- 最新のデジタル映画撮影カメラや国際放送の配信規格をネイティブにサポートする再生エンジン
- 新しいメディア管理ツールと劇的に強化されたユーザーインターフェイス
- 主要ビデオ編集ソフトやクリエイティブコラボレーションプラットフォームとの統合
- エンタープライズ規模で展開するための追加機能
CatDV 11の新しい64ビットアーキテクチャは、すべてにおいてより速く、より応答性の高いパフォーマンスを提供します。 さまざまな高解像度メディア形式を再生できるCatDVの性能は他に類をみないものです。新しいCatDV11のプレーヤーは、RED EpicやAVCHD/MTSフッテージのネイティブ対応と同様に最新の放送形式への対応までサポートの範囲を広げています。
CatDV 11の、よりクリーンで直感的なユーザーインターフェイスは、既存のユーザーにとっての親しみやすさを保持しながら、新しいユーザーが、よりアクセスしやすくデザインされています。
主な機能は次のとおりです。
- 便利なブラウジング、インジェスト、ログ記録および検索機能のためのワークスペース作成機能
- 複数のカタログやクエリ結果を要する作業プロセスを容易にするタブブラウジング機能
- ユーザー定義により色分けできるスマートラベル機能
- 役立つ機能をグループ化しワークフロー改善に便利なツリーナビゲーション機能
- ポップアップパネルによるメタデータプレビュー機能
- 迅速なコンテンツ プレビューを可能にするホバー·ツー·スクラブ機能
- 大規模企業での展開と自動化を簡単にするグローバルメタデータフィールドの追加
【CatDV Web 2】
CatDV 11 は進化であり、CatDV Web 2 は革命です。CatDV Webクライアント機能をまったく新しいレベルへと引き上げます。CatDV Web 2は、CatDVの為の全く新しい独立したWebインターフェイスを提供します。それはCatDVへの唯一のインターフェイスとして使用することも、既存のWebおよびデスクトップのクライアントと共存させることも可能です。
クリーン、モダン且つシンプルなデザインで、完全なブラウザべースで動作する直感的で強力なメディアおよびメタデータ管理ツールセットが提供され、クラウド展開にみられるプロダクションやエンジニアリングチームの外側にCatDVの利用範囲を広げることに適しています。
【Adobe Premiere Pro CCとAdobe AnywhereのためのCatDVパネル】
CatDVはサードパーティシステムとの統合のしやすさで有名であり、Square Box Systems社は、CatDV 11と編集ソフトウェアAdobe Premiere® Pro CC、およびリアルタイム コラボレーションプラットフォームAdobe® Anywhere 間とのワークフロー機能を向上させるためにAdobeと緊密に協力しています。
Premiere Proに統合されたCatDVパネルは、検索、サブクリップ、シーケンスマーカーなどの機能を幅広くサポートしています。 また、メタデータと映像もプレビューすることが可能です。 CatDV for Anywhereは、Adobe Anywhere for videoにCatDVメディア管理の機能を追加し、CatDVおよびAdobe Premiere Pro CC経由で、Anywhere プロダクションとシームレスにCatDVのコンテンツを共有することを可能にします。
【CatDVについて】
CatDV は、DVテープをデータベース化し、カタログに保存するためのソフトウェアとして2000年にリリースされました。CatDVは当初コンスーマーをターゲットとしていましたが、その革新性はすぐに認められ、プロフェッショナル用途(大手プロダクションや放送業界)での利用のためにネットワーク化と自動化などの機能が追加されました。現在、CatDVシリーズは、ファイルベースおよびXMLベースのワークフローにも対応し、個人からエンタープライズ向けまで幅広いユーザーに対して新たな利便性と革新を提供し続けています。
ウェブサイト[日本語]:http://www.ask-media.jp/squarebox.html
【Square Box Systems社について】
Square Box Systems社は、1998年に主に銀行業務や金融業務システムの開発と販売を行うための独立系IT会社として設立されました。ロンドンやパリの著名な投資銀行のシステム開発を経たのち、2000年に現在の代表取締役であるRolf Howarthの個人的な興味に基づき、「CatDV」をリリースしました。IT基幹システムの構築経験と、フィルムや放送、ビデオに関する深い知識、Mac、Windows、LinuxなどプラットフォームやJAVAやC/C++といったプログラミング言語を横断する幅広い開発経験を融合し、映像業界向けにユーザー視点の開発を続けています。
ウェブサイト[英語]:www.squarebox.com
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