米国報道発表資料抄訳 - 2015年9月11日

新たなミニコンバーター 「HB-T-SDI」「HB-R-SDI」「ROI-HDMI」「HD10MD4」の発表と HA5-4K の新しいファームウェアを公開

アムステルダム (オランダ) IBCカンファレンス、Stand7.F11 (2015年9月11日) ─ AJA Video Systems 社は、新しいミニコンバーター製品の「HB-T-SDI」「HB-R-SDI」「ROI-HDMI」「HD10MD4」を発表しました。また HA5-4K のパワフルな新しいファームウェアも紹介しています。

HB-T-SDI と HB-R-SDI は、モニタリングやデジタルサイネージおよびデバイスの制御に適する 3G-SDI 信号を、Ethernet ケーブルで延長して伝送することが可能です。

ROI-HDMI はコンピュータからの HDMI 信号をベースバンドとして SDI のビデオ信号へ変換して出力し、同時に ROI (関心領域) のスケーリングを行うことができます。

そして HD10MD4 は、HD-SDI のビデオ信号を標準画質 (SD) の SDI およびアナログコンポーネント / コンポジットのビデオ信号にダウンコンバートします。

さらに HA5-4K の新しいファームウェアには、HDMI 2.0 のサポートが含まれています。

HA5-4K、Hi5-4K および 4K2HD については 2サンプルインターリーブモードと 4分割モードの両方に対応し、USB 接続で行う Mini Config からのアップデート時間をより短縮することが可能になります。

AJA Video Systems 社、社長 Nick Rashby 氏は次のように述べています。

「私たちの製品である HDBaseT と ROI の新しいリリースによって、それぞれの映像制作現場に対し SDI 信号の延長を行ったり、コンピューターファイルを組み入れたりと多くのオプションをお客様に提供するため、非常に高い評価を得ることを確信しています。日々のワークフローにてAJAのミニコンバーター製品に大きく依存している IBC のオーディエンスに対し、新しいミニコンバーターを発表できることを嬉しく思います。」

HB-T-SDI と HB-R-SDI は、Ethernet ケーブルを介して業界標準の HDBaseT プロトコルを利用し 3G-SDI 信号を簡単に延長することができるソリューションです。デバイスコントロールが可能な双方向の IR 信号や RS-232 に対応し、備え付けのオーディオビジュアル装置やデジタルサイネージ、ライブイベント、ポストプロダクションのネットワークやスタジオなどの設備、オンセットといった様々なシーンにおけるワークフローの幅を広げます。

これらの新しい SDI ベースの製品は、同じく AJA ミニコンバーター製品である HDMI ベースの HDBaseT と組み合わせて使用することができ、双方を Ethernet ケーブルで接続して入出力を行うことが可能です。

ROI-HDMI は、コンピューターからの HDMI 信号を SDI のビデオ信号へ出力し、ROI (関心領域) のスケーリングをリアルタイムで行うことができます。広範なオーディオ機能に加え、アスペクトおよびフレームレートの変換機能や優れたイメージスケーリングを提供します。また、コンピューターの信号をビデオに対応する信号へ適切に組み入れる機能を求める声が増え続けていますが、そのニーズに ROI-HDMI は応えます。Mac と PC に対応した無料の MiniConfig ソフトウェアを利用すると、HDMI の入力信号から ROI (関心領域) をインタラクティブに選択することができます。

選択した領域については、最高の画質を実現する AJA の高度なスケーリングアルゴリズムにより、出力解像度に対してどのようにスケーリングするかを設定することができます。ROI コンバーターシリーズには ROI-HDMI の他に、DVI や DisplayPort 接続に対応した製品もあります。

HD10MD4 は、HD-SDI のビデオ信号を標準画質 (SD) の SDI およびアナログコンポーネント / コンポジットのビデオ信号に変換する小さなデジタルダウンコンバーターです。HD10MD4 は、10-bit のデータパスとマルチポイントのインターポーレーションによって、放送用のビデオとしてダウンコンバージョンを行います。また HD10MD4 は、標準的な 3:2 プルダウンの技術を用いて 1080p24 または 1080p24sf から 59.94 Hz のビデオ信号へ変換して出力します。

また、SD モニター出力は 4:3 または 16:9 の いずれかにフォーマットすることができます。4 チャンネルの HD-SDI エンベデッドオーディオ入力は SDI として出力されます。USB 接続を行うことで、Mac と PC に対応した無料の Mini Config アプリケーションから本体の設定や制御を行うことが可能です。

発売時期と価格について

各製品の出荷開始時期は2015年10月を予定しています。また Mini Config の新しいファームウェアについても、同年10月よりダウンロードが可能になる予定です。

国内定価(税抜)は下記の通りです。

  • HB-T-SDI / HB-R-SDI : ¥84,000
  • ROI-HDMI : ¥140,000
  • HD10MD4 : ¥140,000

ご購入についてのお問い合わせは国内で AJA 製品を扱う正規代理店へお問い合わせ願います。www.aja-jp.com にて、正規代理店をご確認ください。

AJA Video Systems について

1993年の創業以来、AJA Video Systems 社はプロフェッショナルな放送、ポストプロダクション業界に向けて高品質でコスト効率の高いデジタルビデオ製品を供給する、ビデオ インターフェイスや変換ソリューションの大手メーカーです。 AJA 製品の設計・製造はカリフォルニア州グラスバレーにある自社の施設内で行われ、世界中のリセラーやシステム インテグレーターを通じて広範囲なチャネルに販売されています。詳細については、AJA Video Systems 社のウェブサイトをご覧ください。

本リリースに関する問い合わせ先

AFC (AJA Fulfillment Center / エイジェイエイフルフィルメントセンター)
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TEL:0120-973-562 / FAX:03-6913-9590
所在地 : 東京都千代田区九段南4-8-21 山脇ビル11F

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